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キモオタ「『男「付き合ってください!」女「突き合うなんて無理よ!」』……っと」

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 17:19:07.17 ID:xD/j+bvIO

キモオタ「フヒヒ、SSは楽しいなあ」

キモオタ「現実を忘れられるしこうして何かを書いていることで自分が建設的な人間になったかのように思える」

キモオタ「僕も無駄な人間じゃないと思え「行って来まーす」

「もうカバン持った?」
「ちゃんと持ったってば、子供扱いしないでよ」
「高校生は子供なのよ……20を越えるともう立派な大人だけどね」
「ホントね、あの[ピザ]いつここ出て行くんだろ」
「一生このままかも……お母さんどうしよう……」
「その前に糖尿病かなにかでポックリ……あ!もうこんな時間だ!?じゃ、行ってきまーす!」
「行ってらっしゃい……はあ、あの子はあんないい子に育ったのにどうして………」

キモオタ「」ビクッ

スタスタスタスタ……ガチャン

キモオタ「……」

キモオタ「……さっさと書くか」

『男「ええっ!!?そ、そんな……!?」

女「ごめんなさい……でも私には絶対に無理なの!!」

男「ひ、ひどい……こんなひどいフられ方ってないよ!?せっかく勇気を出したのに拒絶されるなんて……」

女「そんなこと言われても……私ってついてないもの(ち○ぽが)」

男「……?(運?か何か?)」

女「できればあなたの気持ちに答えてあげたいわ……でもこうして生まれついてしまった以上、無理よ」

男「……無理だなんてそんなこと言わないでください……(そんなに運悪いの!!?いやしかしここで諦めるわけには……)」

女「だから……どうか私のことは忘れて、別の人を探してちょうだい。できれば大きいのに恵まれている人に……」

女「それじゃ、さよなら……」

男「……うう……ちくしょう……」

女「あ、最後に一つだけいい?」クルッ

男「……なんですか……?」

女「男くんってさ、突く方なの?それとも突かれる方なの?」

男「は?(なにいってんだ?)」

女「いや、見た目受けっぽいからやはり突かれる方なのかな……と」

男「(受けっぽい……?なんだそれ……!!あ!あれだ!「浮かれる」って単語を目にして読みを誤ったまま覚えちゃったんだ!!とすると……『見た目浮かれやすいから(人に弄ばれて)疲れる方なのかな……とwwwwwwwwwwwwww』……ってことか!!?)」

女「ねーどうなの、ねー?」

男「(ちくしょう!!馬鹿にしやがって……確かに何度も勘違いしては馬鹿にされてヘロヘロにされてきたけど……今ここで言うべきことなのかそれは!!?)

女「私は絶対受けっぽいと思うけどなー。あ、でも実はまだ未経験だから『将来受け』って感じかな?ねえ、そうでしょ?聞いてる?」

男「(十年前から続いていた一途な想いをこんな形で裏切りやがって……もういい!女さんなんか知らん!!)

女「ねー?おーい?」

男「ええそうですとも!僕は浮かれっぽいでしょうよ!!そうとも、(痛いところを)突かれましたよ!そして疲れましたよ!もういい!昔っから好きだったのに……逆恨みなんてしないけどしばらく伏せこみがちになってやる!!バーカ!!」ダダダ

うああーん……

女「……経験済みか」ボソッ』

キモオタ「……ふう。ひとまず掴みはこんなもんだな。ここだけ強烈にしといてあとは普通の恋愛ものを書けばいい」

キモオタ「漫才でもなんでも初見のインパクトが大切だからねww フヒヒww」

キモオタ「……」

キモオタ「……少し寝るか」


3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 17:32:06.16 ID:xD/j+bvIO

キモオタ「……」ゴソゴソ

キモオタ「……(この布団……最近全然干してないから買ったときみたいにふかふかしてないな……)」

キモオタ「なんだよ……高い金出したのにさ」

キモオタ「……(母ちゃんが……)」


母『キモオタの新しいお部屋に合うベッドってどんなのかしらねー?』

少年キモオタ『母さん、俺ベッドじゃなくて布団でいいよ。ベッドはいろいろと場所取るしさ』

母『まあ……でもお友達のたかしちゃんとこは三人兄弟全員ベッドだって……』

少年キモオタ『よそはよそ、うちはうちって母さん言ってたじゃん。それに、俺布団が好きなんだ』

母『変わった子ねえ……なら、何年もずっと使える高級なお布団を買ったげる』

少年キモオタ『えー、いいよ……お金あるの?』

母『お金ならちゃんとおろしてきたからキモオタは心配しなくていいの。それよりこれなんかどうかしら?一枚十五万円……高っ!!』

少年キモオタ『まあ、寝具ならそんぐらいするんじゃないの……』


キモオタ「……つまんないこと思い出しちゃったな」

キモオタ「部屋の空気が悪いからだ……だから頭に酸素が回ってないんだろ」スクッ

キモオタ「喚起しよ、喚起」




4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 17:43:20.74 ID:xD/j+bvIO

キモオタ「よっと……」ガラッ

ブワッ

キモオタ「うわっ風強っ!!」

キモオタ「部屋がめちゃくちゃになる……閉めよ閉めよ!」ガラッ

ピシャッ

キモオタ「あー……ったく、部屋めちゃくちゃじゃねーか!」

キモオタ「なんで今日こんなに風強いんだよ……ムカつくな」

キモオタ「つーかもう……見慣れない紙とかが舞い散ってるよ……」バサバサ

キモオタ「整理してない俺が悪いんだけどさ……ん?これ積んでた小説だ」パッ

キモオタ「紙でごちゃごちゃしてたところにちょうどあったのか……あ、埃っぽいなこれ」パタパタ

キモオタ「どれどれ…『ツァラトゥストラはかく語りき・上』……なんだこれ……こんなの前の俺読もうとしてたんだ……」

キモオタ「やっべ、完全黒歴史だ。思えば二年前まで高校生だったんだよな……うわー、封印だこれ」




5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 17:51:23.00 ID:xD/j+bvIO

キモオタ「嫌なことばっか思い出すな今日は……ん?」ピラッ

キモオタ「なんだ?なんかメモみたいなのが落ちた……」クシャクシャ

キモオタ「……」

キモオタ「……これお札だ……万札」

キモオタ「……なんでこんなとこにあるんだ?」

キモオタ「まあいいや、もらっとこ」

キモオタ「据え膳食わぬはなんとやら……ってやつだ。多分意味は違うけど」

キモオタ「思わぬ臨時収入があったが……もしかしたらまだこのゴミと紙の山の中にお宝が埋まっている可能性も……」

キモオタ「フヒヒwwwwww二万以上見つかったらすっぱムーチョ一箱買おうwwwwww」

キモオタ「毎日すっぱムーチョを食べてSSを書く!これぞSS作者冥利に尽きますなあwwwwww」

キモオタ「あ、SSの続き書き溜めとこっと」

キモオタ「続きは女が男が責められるところを見ようとしてストーカー紛いの行動を起こして……と」

キモオタ「最後は……書きながら考えるか」カタカタ




6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 17:59:27.73 ID:xD/j+bvIO



男友「よお男、そんなとこでメソメソメソッドしてどうしたんだい短大卒?』

男「友よ……相変わらずうざい登場の仕方だな」

男友「んなこと言わないでよ、これが俺のアイデンティティーティーチャーなんだからさ☆」

男「ああ……うっすね」シラッ

男友「なんだその雪のように白く冷たい眼は!!?やめろ!なんか自分が凄まじく寒い人間に思えてくる!!」

男「実際そうじゃねえか」

男友「俺は寒くない!寒いのはお前の雰囲気だ!吹雪を呼びそうなオーラを纏いやがって……どうしたんだ?」

男「なんでもないって……はあ……」

男友「ははーん……さてはあれだろ。大方、昔から慕っていた女に告白したものの大爆死し、おまけになんらかの形で追撃されたんだろ。ん?」

男「オラッ!!」ガッ

男友「うぎゃっ!」ズシャー

男「……その通りだよ……」

男友「ならなぜ殴ったし!!?」



キモオタ「……(俺もこんな友達がいたら……)」

キモオタ「……(もっとましな青春を……)」

キモオタ「青春……」




7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 18:18:33.46 ID:xD/j+bvIO

キモオタ「……(いや……無理だな)」

キモオタ「……(ちょっと考えれば俺がこんなにノリよく人と付き合えるわけねーってわかるし)」

キモオタ「殴った瞬間キレられて終わりだな」ボソッ

キモオタ「そんなことする気もないけど……どうでもいいか」

キモオタ「続き続き」



男「だって落ち込んでるところで図星言われたらムカつくだろーが」

男友「だからって殴らなくてもいいのに……親父にも殴られたことない癖に!」

男「アムロの口真似しながら俺をアムロにするな!!」

男友「せっかく地味で取り柄のないお前を友達が主人公へと持ち上げてやってるのに……んで?女ちゃんに告ったんだ?」

男「……ええ……そうでありんす……」

男友「あー……(こりゃガチっぽいな……なんか口調変わってるし)」

男「……付き合ってくださいって言ったら……ダメって言われた……それもかなり強く……」

男友「……」

男「理由は『ついてないから』だってよ……なにそれ……運とか正直どうでもいいのに……」

男友「……(な、なんだそれは……前代未聞の拒否理由だぞ……)」

男「……あーあ……十年越しでフられちまったよお……あーあ……馬鹿みてえ……」ボロ…

男友「……」ポンポン

男「あーあーあー……」ボロボロ

女「いけーーー!!!そこだーー!!やれーー!!突っ込めーーー!!!」バッサー

男・男友「!!!?」

女「やれーーー!!!できれば優しい言葉でゆっくり責め……あ」

男・男友「……」

女「……」

男・男友「……」

女「……ペテロ☆」

男・男友「!!!!!!?」





8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 18:32:25.64 ID:xD/j+bvIO

キモオタ「ふう……とりあえず一段落ついたな……そろそろスレたてて投下するか?今のままでも40レスは持つだろうし」

キモオタ「……でも300越えはしたいし、これだけしか書き溜めがないとすぐに終わってしまうかもしれない」

キモオタ「安価もしたいからガチガチに固めるのはよすとして」

キモオタ「ある程度土台は作り上げておくか……もうちょい書こう」

\キモオター/

キモオタ「」ビクッ

\キモオター、宅配が来てるよー/

キモオタ「えっ、あっ、わかった!!」アセアセ

キモオタ「やべっ、今ブリーフとシャツしか身につけてねーや」

キモオタ「服どこだ服……服……宅配の人に見られてもおかしくないやつ……」

\キモオター!玄関でお待ちしてるのよ!早くしなさい!/

キモオタ「わかってるーー!!くそっ、もういい!印鑑と代引きのためのお金……」

\キモオター!!/

キモオタ「今いく今!!ああもう……すいませーん」

ガチャッ

母「本当にすみません……出来損ないの息子で本当にもう……」

キモオタ「かっ、母さんもういいから!あのすいません遅れて……」

宅配「はあ……あ、代引きの方をよろしいでしょうか?」

キモオタ「はっはい」ジャラ

宅配「代金の方5500円になりまーす」

キモオタ「ああ、はいこれ」サッ

宅配「5500……ちょうどですね。あと印鑑の方をお願いします」

キモオタ「はい……ちょっと……くっ……(朱肉がつかん……ついた)はい」ポン

宅配「はい、それじゃあ失礼いたしましたー」

キモオタ「あ、ありがとうございましたー」

バタン

キモオタ「……ふうー……緊張したー」

母「……キモオタ」




9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 18:49:14.21 ID:xD/j+bvIO

キモオタ「……?なんだよ母さん」

母「あんたにね、ちょっと話があるのよ」

キモオタ「なんだよ突然……っていうかさ、さっきみたいに宅配業者に向かっていちいちペコペコ謝ったりすんのやめてよ。あの人困惑してたじゃん」

母「あんたがあまりにも遅いからでしょ……あの人も相当いらいらしてたわよ」

キモオタ「それでもそういう仕事なんだから仕方ないだろ。それにさ、俺はもう子供じゃないんだよ。そういう保護者みたいなの、やめてくれよ」

母「……キモオタ、そこに座りなさい」

キモオタ「だからさー……なんだ、話って」

母「あんたね、さっき自分はもう子供じゃないって言ってたわね」

キモオタ「そうだけど……なんだよ。子供じゃねーじゃん」

母「違うわ。あんたは大人じゃないのよ。それに気づいていないだけ」

キモオタ「はあ?なに言ってんだ?二十歳超えたら大人だろ。酒もタバコも二十歳からだよ」

母「そうじゃないの。大人っていうのはね、あんたの思っているのとは全然違う。たかだか宅配便が届いたぐらいで情けないぐらいに動揺したりしないし、平日の昼間から寝っ転がってパソコンやってたりしないのよ」

キモオタ「……慌ててただけだっつってるだろ。さっきのは遅れてただけで……」

母「じゃあなんで遅れたの?それはあんたが物事に柔軟に対応する力を身につけていないからじゃないの。いえ、もっと言えば、毎日ゴロゴロしてばかりで玄関の対応も人任せにしているような生活を送っているからよ」

キモオタ「はあ?柔軟ってなんだよ。服をするっと着るのが柔軟なのかよ」

母「いい?大人はこんな時間帯に下着だけでパソコンをやってないし、自室で長々と独り言を呟いたりしない。いつまでも現実逃避ばかりしていられないのよ」

キモオタ「……なんなんだよ、意味わかんねえ。もう届いた漫画読みたいし部屋戻るね」

母「キモオタ!!座りなさい!!」

キモオタ「」ビクッ

母「あんたこんな生活がいつまで続くと思ってるの……!?高校生の妹に馬鹿にされて、年老いた母親の話もまともに耳を貸さず、なにも変わろうとしない……そんなんで生きていけると思ってんの!!?」

キモオタ「……るっせえな。俺だって自分なりにいろいろ頑張ってんだよ。ネットで仕事探してるっつったろ」

母「あんたその前は小説を書いてなんたらとかい賞に送るとか言ってたじゃないの!!あれだって結局なにも完成できなかったんでしょ!?」

キモオタ「あれはもう応募締め切りが近づいてて……」

母「そんなんじゃ駄目だって言ってるのよ!締め切りも時間も、あんたを待ってくれるものなんてこの世には一つもないのよ!自分で歩くしかないのよ!」

キモオタ「……」スタスタ

母「キモオタ!!待ちなさい!!」

ガチャン

母「………キモオタ……」




11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 19:38:16.10 ID:xD/j+bvIO


キモオタ「……ったく、突然あんなこと言い出しやがって、なんなんだよ」

キモオタ「ちゃんとした大人?なんだそれ、意味わかんねえっつの」

キモオタ「だいたい俺の人生という名の辞書にちゃんとしたなんて単語はねえ!」

キモオタ「んなことより続き続き」



男友「おー……こりゃ派手なご登場ですな……」

男「お……女さん……なにしてるんですか……」

女「いや……え……知らん……」

男「知らんはないでしょ……ちゃんと説明してくださいよ……」

女「え……いや……」

男友「……まあ動揺してるみたいだし、いいんだけどさ……つーかこっち来て座ったら?そこ、枝とかでチクチクするだろ?」

女「あ……でも……」

男友「なにがあったのか正直よくわからんが、リラックスするのは大事だぞ?」

男「……そうですよ。こいつなんか常にリラックスしてるせいで嫌味も通じない快適脳内に変化しちゃってますから」

男友「お前今のは流石にひどいぞ!!?」

女「……じゃあ……横失礼します」

男友「どーじょ……っつーかあれだな!!男女三人で河川敷に座り込むなんてまさしく青春!してるな!!なー!!?」

男「あーはいはい」シラ

男友「お前……その白眼癖になりかけてるな……」

女「……」

男友「よし!このまま夕日に向かって走ろう!!」

男「まだ太陽真上にあるんですけど……」

男友「俺たちなら空も飛べるはず……!!」

ギャーギャーワーワー

女「……」ボー

女「……(千載一遇のチャンスを……フイにした……死ぬしかない……)」ボー



キモオタ「……なんだろう……俺ってメランコリー気質なのかな……」

キモオタ「ダメだ……手が進まない」

キモオタ「……この先……うーん……」

キモオタ「ええいちくしょう!!やめだやめ!駄目なときにやっても駄目なものは駄目なんだ!」

キモオタ「アマから届いたロリエロ漫画で抜くか!!」

キモオタ「うおおおおおおお!!!」

「うるせーーー!!!」

キモオタ「うお!!?」ビクッ




12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 19:56:37.86 ID:xD/j+bvIO

妹「あんたさっきから大声でなに喚いてんだよ!!このクソ[ピザ]!!部屋開けろー!!」ガンガン

キモオタ「お、おい!!ドア蹴るんじゃねえよ!壊れるだろ!!」ガチャッ

妹「あんたがさっきから下品なことばっかり叫ぶからでしょ!?近所迷惑ってものを考えろこのクソニート!」

キモオタ「お前だって聞いてりゃ汚い言葉ばっかり叫んでるじゃないか!なんだクソ[ピザ]とかニートとか!!余計なお世話だっつうんだよ!」

妹「余計じゃないわよ!いつまでも家に居座って、なんで帰宅して早々にバカ兄の下品な声を聞かなきゃいけないのさ!?もっと静かにしろ!」

キモオタ「お前こそ近所迷惑を考えろこのヒステリックめ!!そんなガサツだと嫌われるぞ!」

妹「全身嫌味の塊のあんたに言われたくないわ!友達の一人もいないくせに!!」

キモオタ「な……なんだとこの野郎……」ビキッ……

母「二人とも!?なにしてんの!?」

妹「だってこのバカ兄貴が……」

キモオタ「兄に向かってバカとはなんだバカとは!!?この……」グッ

妹「はあ?なに拳振りかざしてんのよ?殴れるもんなら殴って見なさいよ!」

母「ちょっとキモオタ!!唯一の妹を傷つけるような真似はやめて!!」

キモオタ「はあ?こんな野郎を誰が妹と思うかよ!!この……」ガシッ

妹「……!?離せこの!!」ジタバタ

母「やめて!!」

キモオタ「クソガキが……!!」ギリギリ

妹「……っ……痛くないわよ!……男の癖に弱っちい……っく……」

母「やめなさい!!やめなさいって言ってるのでしょ!!」

キモオタ「この……知るか……!!」ギリギリギリギリ

妹「……ック……うぐぅ……うう……」

キモオタ「この野郎……いつも散々馬鹿にしてきやがって……腕をへし折ってやる……」ギリギリ

キモオタ「腕を……ッ」パッ

妹「ッ……ったいわね……この……」

母「ああ……あんた……」

キモオタ「……ぐ……」

キモオタ「……ッ」

キモオタ「も、もう二度と部屋のドアを蹴るな!!わかったなこの野郎!!」

妹「……ふん」

キモオタ「……なんだ……クソッ!!」

バタン!




13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 20:34:20.27 ID:xD/j+bvIO

キモオタ「……っの……ああ……くそっ」

キモオタ「イライラするな……あの馬鹿ゴミ女……あーもうやめだ!!萎えた萎えた!!ケッ」

キモオタ「本当に今日はなんて日だ……最悪だよちくしょう……」

キモオタ「……憂さ晴らしに2ちゃんのまとめでもみるか……なんかクソスレないかな」

キモオタ「『彼氏が私のあそこに生で入れてくる』……?どれどれおっさんの今日の調子は……」

キモオタ「『こんどうむからって……』なんだこれ……絶不調じゃねーか」

キモオタ「……まあいいや……別の別の」

キモオタ「……?」

キモオタ「『ノスタルジックな画像くれ』……」

キモオタ「……今の俺には危険きわまりないな」

キモオタ「本気で自殺しかねん」

キモオタ「まだだ死にたくないしねー……」

キモオタ「というか目当てのスレがほとんどないじゃん。これでまとめブログの本懐遂げてるのかね?」

キモオタ「こんなまとめ見てないで2ちゃんに直接書き込みした方がいいかもな」

キモオタ「……規制が解除されてることを祈るのみだ」カタカタ

キモオタ「早速スレ立てだ。どうしよう……そうだ、即興でSS書いて行こう」

キモオタ「短いやつを……『>>2と>>5と>>7の登場人物でクロスオーバーSS書く』」カタカタ

キモオタ「これでよし。100まで行ってくれたら満足なんだが……」ポチッ

キモオタ「……お、規制解除されてたわ。スレ立った」

キモオタ「はやく書き込みがこないか……っと、早速来たな」

『クソスレ終わり』

キモオタ「え……」

キモオタ「おいおい……安価取られちゃったぞ……」

キモオタ「まあいいや……再安価……ん?」

『糸冬了』

『SSとかSS速報行ってやれよ』

『つまんね スレ主何歳?』

『SS書いてるやつは総じてクズニート』

『おっさん仕事しろ』

キモオタ「……」




14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 20:45:08.04 ID:xD/j+bvIO

キモオタ「やっぱりVIPはクソの掃き溜めだな。やめやめ」

キモオタ「あっちのSSを完成させてSS速報にさっさと投下しよう」

キモオタ「妙に頭湧いている連中がいなくていいよ、ここは」

キモオタ「さてと……続きは……うーん……さっき書いたのを消してホモ展開と見せかけて……って風にするか……?」

キモオタ「それとも……うーん……やっぱりうまいのが浮かばんなあ……」

キモオタ「アイデアなんてそう出るもんでもないしな……」

キモオタ「しかし……このままだと一日が終わっちゃうぞ……」

キモオタ「参ったな……」

キモオタ「……アイデアに煮詰まったら外に行けってYahoo知恵遅れに書いてあった気がする」

キモオタ「散歩……一番最後に外に出たのがジュースとお菓子を買いにコンビニまで行ったときだったか?」

キモオタ「二週間ぐらい前だったな……もうそんなに外に出てないのか」

キモオタ「……行くか?もうそろそろ日が暮れるし……」

キモオタ「……どうしよう……買い溜めもしとかなきゃ……でもまだ外に学生とかリーマンがうろついてるし……」

キモオタ「……いったらなにかアイデアが浮かぶ……かもなあ……」

キモオタ「うーん……行くか……河川敷……」

キモオタ「……寒いからジャージ着てこ」

ガチャ

母「……キモオタ?どしたの?」

キモオタ「あ……」

キモオタ「……外行ってくる」

母「外?なにしに行くん?まさかあんた……」

キモオタ「……お菓子買いに行くだけだよ。……いってきます」ガチャッ

母「……行ってらっしゃい……」




15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 21:21:42.31 ID:xD/j+bvIO

キモオタ「(寒いな……もう冬はすぐそこか)」

「んでさー」「……へえ」「まじでー?」「ウケるー」

キモオタ「(やっぱり学生がいる……ちくしょう……道に横一列に並ぶなよ……ダムかお前らは……)」

「……でですねー」「あーはいはい、わかりますわ」「あれがですねー」「へえー」

キモオタ「(サラリーマンも……なんだこいつら……くだらない会話ばかりしてやがる)」

キモオタ「(こんなことしてるのがちゃんとした大人……?なんだよ……なら俺はもう立派な大人だっつの)」

キモオタ「(いっつもくだんないことばっかしててさあ……自分でも自覚ぐらいあるっつの)」

キモオタ「(この歳になるまで……)」

キモオタ「(自分が……)」

キモオタ「いや……こんなこと言い出したらキリがない……」

キモオタ「(とにかくアイデアを……)」

キモオタ「アイデア……」

キモオタ「(もうすぐつくな……)」

緩やかな川の流れが静かな風と一緒に漂ってきた。
俺は土手に作られた土で汚れた階段を登りながら、くしゅんとひとつくしゃみをした。
そのくしゃみが一番寒い、最後の季節の到来を告げていた。

キモオタ「(……なんて地の文を入れるのもいいかもな。それも恥ずかしいポエムみたいなやつ)」ゼェゼェ

キモオタ「(それともあえて狙った感じを出した厨二SSなんてのもいいな)」ゼェゼェ

キモオタ「(それとも……途中で話を破綻させてしまうか……ぐう……きっつい……)」ゼェゼェゼェゼェ

キモオタ「……到着っ……ゼェ……ゼェ……運動……不足……ゼェ……」ハアハアゼェゼェ

キモオタ「こん……なに……から……だ……なまって……るとは……」ハアハアゼェゼェハアハアゼェハアハア

キモオタ「っふぅー……」ゴロリ

キモオタ「(俺は冷たい地面にしがみつく草たちの上へと遠慮なく寝転がった。草のベッドは耳元でガサゴソと抗議の音を立てながら、それでも俺を優しく受け止めてくれた……)」

キモオタ「なんてな……。……!」

キモオタ「……キレーな夕日や……」

キモオタ「……こんなんほんと久しぶりに見たわー」

キモオタ「あー……超気持ちいいーーーーー!!!!」

キモオタ「アハハハハハハ!叫ぶのちょーーーーーー気持ちいいーーー!!!!」

キモオタ「アハハハハハハ!アハハハハハハ!アハアハアハ……アハ……」

キモオタ「……ねみー……」

キモオタ「……ちょっと一眠りだ……」

キモオタ「……」スースー




16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 21:30:52.99 ID:xD/j+bvIO

キモオタ「……」スースー

キモオタ「……」スースー

キモオタ「……ん……」ゴロン

キモオタ「……んあ……」スースー

キモオタ「……ん……あれ……」

キモオタ「……真っ暗……漆黒の闇……暗黒の漆塗り……夜……」

キモオタ「……あ」

キモオタ「やべ」ガバッ

キモオタ「あー……もう夜だわ」

キモオタ「やべー……爆睡してた」

キモオタ「うお……どうしよ」

キモオタ「さっさと家に帰らんと……つーか今何時だ?」

キモオタ「うお……結局アイデアなんにもないな……」

キモオタ「……まあいいや、帰ろ帰ろ」

キモオタ「あー、しかし気持ちよかったな」

キモオタ「少し寒いけど……」ブルッ

キモオタ「いい一日だった」




17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 21:49:34.29 ID:xD/j+bvIO

キモオタ「……?」

キモオタ「いい一日……違うな」

キモオタ「……いろいろあっただけだ。決して良かったことばかりじゃない」

キモオタ「……いろいろっつっても、結局普通だけどな。普通」

キモオタ「うん……しかし、あれだな。こうして見るとあれだな、人生はクソだな。クソSSだ」

キモオタ「こんなくだらない……うん、普通のやつが主人公だなんて、紛れもないクソSSだ。一日の間に特に何かが起こるわけでもなし」

キモオタ「自分でも……『これから咲き、絶対になにか起こるはずだ。劇的ななにかが……』って思うんだけどさ」

キモオタ「結局なんにも起こらないんだよ。奇跡も悪夢も偶然もない。ほんとにな」

キモオタ「ははは、だからまあ、こんな俺が……主人公だなんて信じられんし、これがSSだなんて信じられんだろうが」

キモオタ「まあ、全部ほんとなわけですよ」

キモオタ「……これから先、どうとでも素晴らしい展開にできるって思うでしょ?でも違うんだな。そうじゃないやつもいる」

キモオタ「だから、これを読んだ人は、たぶん偉人の伝記を読むつもりで来たのにどうでもいい馬鹿女の独白を読まされたときと同じような気持ちになったはずだ」

キモオタ「『なんだこいつは?』『まるで面白みのない……単なるニートの一日……それもかなり大雑把なものではないか』」

キモオタ「ちくしょう、騙しやがってと思うだろ?でもな、違うんだよ。騙してなんかいないの。本当にこうした人生があるから……それを淡々とSSにしただけだ」

キモオタ「他の淡々と驚愕の事実とあり得ない奇跡と信じられない悪夢を綴って行くSSとなんら変わらない……ひとつの物語だ」

キモオタ「まあ、それらと違ってこいつはクソつまらんだろうが」

キモオタ「……そういうSSや人生があるってことを知って欲しかっただけだ」

キモオタ「言葉にしてみれば本当に大したこっちゃないな」

キモオタ「でもそれが俺の人生だよ。ハハハ」

キモオタ「クソだ!つまらない!他人から見てもつまらない!自分から見てもつまらない!どこに面白みがあるってんだ!!ええ!?」

キモオタ「……なんてな」

キモオタ「俺の人生がSSとか……馬鹿なこと叫んでないで帰ろ」

キモオタ「しかし腹減ったな……そういやまだなにも食ってなかったっけ」

キモオタ「久々に運動したから疲れた……うー寒っ」

キモオタ「飯食って……SS書いて……」ブツブツ

キモオタ「あと……あと……」ブツブツ

キモオタ「……あと……」ブツブツ

キモオタ「これからを……どうするか……」ブツブツ

キモオタ「わからない……」ブツブツ

キモオタ「……これがあれか」ブツブツ

キモオタ「……しみ……は……からだ!……」ブツブツ

キモオタ「……」ブツブツ

キモオタ「」ブツブツ

ブツブツ

キモオタの独り言は彼が遠くへと離れて行きその声が聞こえなくなり姿が見えなくなっても続く。
頑張れキモオタ。
お前の人生はあと49年という設定にしてある。
それまで頑張れ。頑張れ。頑張れ。





18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/26(金) 22:08:19.29 ID:xD/j+bvIO

はじめは綺麗な結末を迎える劇中SSと悲惨な人生を惰性で歩み続けるキモオタを対比させようとしていたのになんでこんな意味わかんないことになったんでしょう
保守してくださった方、申し訳ありませんでした




19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/27(土) 00:25:39.13 ID:QobSh7jq0

ずっとROMってたが
良かったよ!
乙!




20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2012/10/27(土) 23:19:57.18 ID:cv2u03kLo

乙乙!




21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/28(日) 14:51:40.24 ID:sTQLLFHEo

おつ





引用元
キモオタ「『男「付き合ってください!」女「突き合うなんて無理よ!」』……っと」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351239546/
[ 2012/12/08 17:10 ] その他SS | TB(0) | CM(0)
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