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男「死にたい」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:28:26.54 ID:x4ff+2NB0

最初だけ書きとめてます!書いていっていいですか?



引用元
男「死にたい」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1336285706/
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:31:07.80 ID:x4ff+2NB0

ありがとうございます!書いていきますね!



4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:31:30.39 ID:x4ff+2NB0

幼馴染「おはよ!男君!」ダキッ

男「うわ!お前いきなり抱きつくなっていつも言ってるだろ」

幼馴染「あはは!照れてる照れてるっ」

男「て、照れてねーよ・・・」

幼馴染「そういう男も好きだよっ!あっ、ねえ!明日映画観に行きたいな!」

男「映画ぁ?あぁ、そういえば最近公開したやつ見たいって言ってたな」

幼馴染「うん!ねぇ、行こ?」



5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:32:36.58 ID:x4ff+2NB0

男「そうだなぁ…何するか決めてなかったし…行くか!」

幼馴染「やった!んと…何着ていこうかなぁ…」ブツブツ

友「へーへー…朝からお熱いことで…熱々カップルの男と幼馴染ちゃん」

男「おっ、友おはよう」

幼馴染「友君おはよー」

友「死ね!死ね!リア充死ね!朝からお前ら見てたら吐き気が…ヴォエ」

男「うわっ!きったねえ!!」

幼馴染「あはは!」



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:33:51.94 ID:x4ff+2NB0

朝・男部屋

男「ん…朝か……あれ…なんで俺泣いて…くそ…あんな夢見てなんになるってんだよ…」グスッ

男「はー…2chでも見るか、と…」

居間

妹「お母さんお父さんおはよー」

母「はい、おはよ。朝食出来てるわよ」

父「おはよう妹。どうだ?部活は」

妹「うーん…ぼちぼちかなぁ」



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:35:22.73 ID:x4ff+2NB0

父「そうか。暑くなって来たから日射病に気をつけるんだぞ」

妹「わかってるよー」

母「お父さんは心配性だからねー」クスッ

妹「ホントだよー」クスクス

父「娘を心配しない父親なんていないさ。さて、それじゃあ行ってくるよ」

妹「行ってらっふぁーい」モグモグ

母「はい、これお弁当。無理しないでね」

父「ああ、ありがとう」

ガチャッ…バタン--



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:37:42.07 ID:x4ff+2NB0

男部屋

――バタン

男「…親父行ったか。いつからだろ…こんなにビクビクするのは…」

男「社畜さんおはようございまーっす…っと」ッターン

男「ん?なに…?」

『低学歴は生きてて恥かしくないの?』

男「はぁ…まーたクソスレか」

男「低学歴でも高学歴でも結局人生を左右させるのは才能だっつーの…っと」カタカタ

男「…才能…ね…」ッターン

男「おっ、レスがついてる…なになに…」

『才能www努力しないで才能なんか開花するわけねーだろwwwこれだから低学歴はwwwプギャーwww』

男「…死ねよ!!」ガンッ!!



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:39:03.35 ID:x4ff+2NB0

居間

――ガンッ!!

妹「ひっ」ビクッ

母「妹ちゃん、遅刻するわよ。さてと、私も準備しなくちゃ」

妹「う、うん…い、行ってきまーす…」パタパタ…バタン



14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:39:57.48 ID:x4ff+2NB0

男部屋

――バタン

男「妹も行ったか…せいぜい頑張って勉強してく・だ・さ・い・な…っと」カタカタ

男「ムラムラすんなぁ…妹もので抜くか…フヒヒ」

男「妹虹画像スレ…おっ、あったあった…フヒ」シコシコ

居間

母「ふぅ…戸締り…良しっと…」パタパタ

バタン…カチャッ――



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:41:43.82 ID:x4ff+2NB0

男部屋

――カチャッ

男「うっ…ふぅ…母さんもご出勤~♪飯でも食おうっと」ドタドタ

いつからこんな生活しているんだろう

男「俺の朝飯は…ま、あるわけねーわな」

切っ掛けは些細な事だった

男「目玉焼き丼でいっか…」

大学受験失敗



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:42:39.97 ID:x4ff+2NB0

男「フンフンフフーン♪」

一つ失敗した事により、人との距離が大きくなってしまった

男「男シェフ!盛り付けに入ります!」

家族、友人

男「うっひょー!うまそぉ!!」

そして

男「いっただっきまー…」ピピピッ

男「あ?メール?」ピッ

『いってきます 幼馴染』

男「…………はいよ」ガツガツ

恋人とも



20: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2012/05/06(日) 15:45:01.23 ID:nxyuB9yw0

見てるぜ。

だが、パンツはどうすればいいのか?



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:47:56.41 ID:x4ff+2NB0

男部屋

男「はぁ…つまんねーな…2chも…はぁ、つまんねーし………」

男「なにやってんだろ…」ボソッ

男「バイト…ねぇ…求人サイト見てみるか?」カタカタ

男「…うっぷ…毎度おなじみ吐き気が…」

男「はぁ…寝よ」


ありがとうございます!書き溜めはここまでです!

>>20
エロシーン考えてないです!



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:45:09.59 ID:x4ff+2NB0

お兄ちゃん大丈夫だよ!来年は絶対合格するよ!

「ああ…頑張るよ」

ほら!今日はあんたが好きなすき焼き!奮発したんだから!…頑張りなさい、あなたなら大丈夫よ

「ああ…ありがとう」

一度の失敗でくよくよするな…来年があるじゃないか!大丈夫、お前なら出来る

「ああ…やってやるさ」

残念だったな…ま、お前なら大丈夫だよな!先に行って待ってるわ!

「ああ…待ってろよ」

その…大丈夫だよ…やれば出来るもん…来年は合格するよ!私が保証する!…ね?

「ああ…」

「大丈夫」

「だいじょうぶ」



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:52:43.39 ID:x4ff+2NB0

はぁ!?お前こんなのも出来ねーの!?

「す、すみません…」

どうすんだよこれ!?責任取れんの?

「あの…その…」

誰だよこんな奴雇ったの!見る目ねーなぁ…お前最終学歴なによ?

「…………」

冴えない面してんもんなぁ…こうならなくて良かったわ

「………すみません」



29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 15:57:00.95 ID:x4ff+2NB0

夕方・男部屋

男「うぅ…グスッ……ちくしょう…」ピリリリ…

男「…はぁ…誰だよ……あいつか…」ピッ

幼馴染『あ…』

男「よう……もしもし?」

幼馴染『あ、えっとね、その…」

男「なに?」

幼馴染『家の前まで来てるの…上がってもいい?』

男「……ああ、ちょっと待ってて」

幼馴染『うん…』



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 16:02:13.00 ID:x4ff+2NB0

玄関

――ガチャリ

男「よう」

幼馴染「うん…」

男「まぁ上がれよ…汚いけど」

幼馴染「…」

男部屋

幼馴染「ご飯ちゃんと食べてる?」

男「あー…ぼちぼちな」

幼馴染「髭くらい剃った方がいいよ…?」

男「ああ…外出てないからいいだろ」

幼馴染「そっか…」

男「今日は早かったな」



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 16:07:32.60 ID:x4ff+2NB0

幼馴染「うん…」

男「仕事楽しい?」

幼馴染「うん…みんな良い人ばかりだし」

男「そうか」

幼馴染「ねぇ…これ…求人のチラシ…あの…少しずつでいいから…バイトくらい…」

男「…くらい、ね……置いといて」

幼馴染「こ、これとかどうかな!?男に合ってる仕事だと思うけど!」

男「置いといて」

幼馴染「………」

男「…」

幼馴染「今日は…もう帰るね…」

男「ああ、ありがとな」

幼馴染「また、ね」

パタパタ…バタン

男「…他人行儀」



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 16:13:03.89 ID:x4ff+2NB0

男自宅前

妹「あ…幼馴染さん…」

幼馴染「妹ちゃん…」

妹「お兄ちゃん…ですか?」

幼馴染「うん…ちょっと用事に、ね」

妹「…いい加減新しい人見つけたほうがいいですよ」

幼馴染「…ごめんね」

妹「それじゃ…」

幼馴染「…」



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 16:24:11.32 ID:x4ff+2NB0

男部屋

男「…何話してんだあいつら…ま、悪口だろうけど」

男「俺に合ってる…ねぇ……くそ!」ビリッ

男「…死のうかな」

夜・居間

妹「今日ね、幼馴染さんに会った」

母「そう」

妹「お兄ちゃんに会いにだって」

父「…」

妹「何がいいのかな…あの人の」

父「妹、ご飯食べなさい」

母「おかわりあるわよ」

妹「…うん」



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 16:29:27.92 ID:x4ff+2NB0

男部屋

男「腹減ったー…あいつらさっさと寝ないかなー…」

男「明日何か買いに行くか…VIPになんか面白いスレ立ってねーかなー…ん?」

『低学歴に未来はあるのですか?』

男「…ふーん…」カタカタ

男「あるわけねえだろwww低学歴はVIPに来んなヴァーカwwwww」ッターン

男「へへへ…ばっかじゃねーの…おっ…レスきてる…なになに?」

『と、低学歴が申しております』

男「…ざけんな!ヴォケ!」ガンッ!!



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 16:34:22.25 ID:x4ff+2NB0

居間

――ガンッ!!

妹「っ!」ビクッ

母「…妹ちゃん、そろそろ寝なさい」

妹「は、はーい…おやすみなさい…」

父「おやすみ……はぁ」

母「お父さん…」

父「…あいつには何も関渉しない。そう決めただろう」

母「わかってます…」



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 16:40:49.26 ID:x4ff+2NB0

深夜・居間

男「飯は…っと」コソコソ

男「なんで自分の家なのにコソコソしなきゃいけねえんだ…くそっ」

ギ…バタン…

男「っ!…誰だ…?」

妹「あ…」

男「……よ、よう…」

妹「……この前、幼馴染さんが男の人と歩いてるの見たよ」

男「は…?」

妹「見切り、でしょ」

男「…」



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 16:47:10.82 ID:x4ff+2NB0

お前、勉強はどうした?諦めたのか?だったらバイトなりなんなりしろ!!

「…わかってるよ」

ねぇ…お願いだからちゃんとしてよ!どうしてあなたこうなっちゃったの!?

「…どうだかね」

はぁ…なんでこんな奴が兄貴なんだろ…こうならないように頑張ろ

「…うるせぇよ死ね…」

よ、よう…久しぶりだな…最近どうだ?……あ、お、俺急いでるから!またな!

「……死ね」

私どうしたらいいのか分かんないよ…私なんかじゃ力になれないんだよね…

「…くそが…」

死ね死ねシネシネシネしねしね死ねシネしねしねしねしね死ね死ね死ね



43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 16:53:19.59 ID:x4ff+2NB0

昼・玄関

男「はぁ…だるっ…久しぶりに外出るな…あれ…俺の靴がない…」

男「…はいはい…そうですか…くそったれが……スリッパでいいや」

ガチャ…

男「眩し…」

コンビニ

いらっしゃいませー

男「いらっしゃいましたー…」ボソッ

男「アルバイト募集中…か」

男「えーっと…お菓子とカップ麺と……ん?あれ…」



46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 17:08:45.81 ID:x4ff+2NB0

幼馴染「あ…男…?」

男「よう、奇遇だな。あー…会社ってこの近くか」

幼馴染「うん…」

イケメン「幼馴染ちゃん何食べるか決め……知り合い?」

男「(ひょー…スーツ決まっちゃってるなぁ…)」

幼馴染「あ、はい、えっと…その……」

男「…」

イケメン「こんにちわ」イケメンスマイル

男「どうも」

幼馴染「………」

男「さてと…それじゃあ僕はこれで。またね、幼馴染…『ちゃん』」

幼馴染「あっ…」

ありがとうございましたー



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 17:14:36.94 ID:x4ff+2NB0

帰り道

男「(あいつ、彼氏って紹介しなかった)」

男「(まぁ、そりゃそうか…)」

男「(なんだろこの気持ち…なんなんだあの男…馴れ馴れしくしやがって最悪だな)」

男「………」

男「最悪なのは俺の方か」ポロッ

男「はは…何泣いてんだ俺…くそ…ちくしょう…」ポロポロ

ねぇ、あの人泣いてない?

うわっ…マジだ!ちょーうける!

男「っ!」ダッ

キャハハハハハ…



49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 17:19:19.47 ID:x4ff+2NB0

自宅・玄関

男「はぁ…はぁ…くっ」ガンッ!!

男「くそ…!くそ!くそ!クソ!クソ!クソ!!」ガンッガンッ!!

母「…男」

男「…!!母さん…帰ってたんだ」

母「そんなに蹴ると靴箱が壊れちゃうわ」

男「………」

母「…ふぅ…いらっしゃい。お昼一緒に食べましょう?」



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 17:24:44.87 ID:x4ff+2NB0

居間

男「…」モグモグ

母「久しぶりにあなたの顔見たわね」

男「…そうだっけ」

母「何ヶ月も見てないわよ。髭くらい剃ったらどう?」

男「いいだろ…別に…」

母「剃った方がかっこいいと思うわよ?」

男「うるっさいな…」



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 17:32:10.38 ID:x4ff+2NB0

母「…」

男「…」

母「…」

男「…」

母「どうして泣いてるの?」

男「ぐ…ひっく…」ポロポロ

母「辛いなら辛いって言えばいいじゃない」

母「昔から人に相談しなかったものね。全く、昔から溜め込むのよね…私に似たのかしら」

母「プレッシャー感じてたんでしょう?期待に応えなきゃいけないって」



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 17:37:37.94 ID:x4ff+2NB0

男「ああそうだよ!!どいつもこいつも大丈夫大丈夫って!!」

男「何が大丈夫だよ!んなわけねーだろ!!」

男「大学は落ちて!仕事してみればクズ同然に扱われて!あんたらからはいない者同然に扱われて!!」

男「邪魔だったらハッキリ邪魔だって言えよ!!俺に逃げ場所なんてないんだ…」

男「もう嫌だ…くそ…ちくしょ…う…」ポロポロ



56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 17:44:26.84 ID:x4ff+2NB0

母「はぁ…あなたって場所があったらどこまでも逃げるつもりなの?」

男「…っ!」

母「男、あなたは一気に駆け上がろうとしすぎよ」

母「少しずつでいいの。自分のペースで、確実に一歩進んでいけば」

母「私が大丈夫って言ったのは私の息子だからよ。お父さんや妹ちゃんだってそう」

母「でも…ごめんなさい…あなたにとっては重い言葉だったみたいね…ごめんね…」ポロポロ

男「………ごちそうさま」

母「…えぇ」

男「…おいしかったよ、久しぶりの母さんの料理」

母「私もあなたの顔が見れて嬉しかったわ」

男「…」



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 17:49:38.51 ID:x4ff+2NB0

男部屋

男「…………くそったれ!」ガンッ

男「くそ!くそ!クソ!クソ!クソ!」バキッガッバキッ

男「……痛ぇ…」ジンジン

『少しずつでいいから…バイトくらい…』

『少しずつでいいの。自分のペースで、確実に一歩進んでいけば』

男「…少しずつ…か」



58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 17:56:06.21 ID:x4ff+2NB0

数週間後――

コンビニ

男「いらっしゃいませー…あ」

イケメン「あれ…確か君は…」

男「どうも…」

イケメン「幼馴染ちゃんの……彼氏?」

男「…あいつが言ったんですか?」

イケメン「あぁ、やっぱり彼氏だったのか」

男「…」

イケメン「そ、そう恐い顔しないでよ店員さん…」

男「700円になります」

イケメン「…」



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 18:02:53.01 ID:x4ff+2NB0

数時間後――

男「お疲れ様でしたー」

男「…ふぅ…意外と疲れるなコンビニも…」

「やぁ」

男「ん?…なんですか?」ムスッ

イケメン「今帰り?」

男「そうですけど」

イケメン「ちょっと話をしないか?」

男「………」



62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 18:09:23.20 ID:x4ff+2NB0

イケメン「はい、コーヒー奢るよ」

男「どうも…それで話ってなんです?早く帰りたいんですけど」

イケメン「いやいや、幼馴染ちゃんの彼氏がどういう人なのか気になってさ」

男「どういう意味ですかそれ」

イケメン「彼女なりに悩んでたって事だよ」

男「はぁ?」

イケメン「ニート、だったんでしょ?」

男「…」

イケメン「あぁ、いや、バカにしてるわけじゃない。今はコンビニで働いてるじゃないか」

男「バイトなんで」

イケメン「何もしないよりはましさ」

イケメン「その様子だと…幼馴染ちゃんには言ってないみたいだね」

男「えぇ…まだ…」

イケメン「それはどうして?あぁもちろん、話したくなかったらそれでいいよ」



65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 18:15:16.17 ID:x4ff+2NB0

男「…プレゼントを…」

イケメン「プレゼント?」

男「はい…何もしてやれてなかったから…プレゼントを渡す時に一緒に言おうと…」

イケメン「へぇ…」

男「心配させておいて何様だって話ですけどね」

イケメン「そんな事ないさ。幼馴染ちゃん喜ぶと思うよ」

男「そうですかね……あいつ、職場ではどうなんですか?」

イケメン「気が利く子だよ。最近まで元気がなかったけどね」



71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 18:21:59.10 ID:x4ff+2NB0

男「最近まで?」

イケメン「ん?あぁ、今は元気に仕事してるよ」

イケメン「君と初めて会った時がああいう感じだったから…僕はてっきり君と仲直りしたんだと思って…」

男「…?まぁ、元気ならいいです」

イケメン「うん、そうだね。ごめんよ、こんな時間まで引き止めて」

男「あぁ、いえ」

イケメン「またコンビニに寄らせてもらうよ」

男「お待ちしておりまーす」

イケメン「ハハハ…応援してるよ!それじゃ」ペコ

男「…」ペコ

イケメン「…」

イケメン「(ん…?あれは…)」



73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 18:27:49.41 ID:x4ff+2NB0

自宅

男「ただいま」

妹「おかえり、お兄ちゃん」

男「ん…あぁ、ただいま」

妹「どうしたの?」

男「いや、なれ…なんでもねえよ」

妹「変なの。ご飯出来てるよ」

男「お前が作ったんじゃねえだろ」

妹「つれないのー」

母「おかえり、男。何やってるの?ご飯食べなさい」

男「あぁ、うん」



77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 18:36:32.51 ID:x4ff+2NB0

居間


妹「お母さんこれおいしー」

母「あら、ありがと」

男「…」

父「…」

妹「まだギスギスだね」ボソッ

母「コラ」ポカッ

妹「あいたっ」

父「バイトはどうだ」

男「…まぁ、普通だよ」

父「そうか…バイトばかりじゃダメだからな」

母「お父さん!」

男「わかってるよ、ちゃんと」

父「それならいい」

妹「フフッ」クスクス



80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 18:39:26.39 ID:x4ff+2NB0

男部屋

男「ふぅ…なかなか慣れないな…」

男「給料日まであと少し…幼馴染…メールしてみ…いや、やめておこう」

男「…そういえば妹の奴…前に何か言ってたな…」



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 18:43:39.93 ID:x4ff+2NB0

妹部屋

男「入るぞ」ガチャ

妹「ちょっと!ノック!」

男「あ、ああ、ごめん」

妹「私もうレディなんだからね!」

男「へぇ」

妹「むかつく」



83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 18:48:58.26 ID:x4ff+2NB0

男「あ、なぁ、それよりさ…以前にその…夜中にお前と会った時っていうか…」

妹「え?…あー…うん」

男「あの時幼馴染が誰かと…」

母「コラ!妹!早くお風呂入りなさい!!」

妹「あっ…やばぁ…ごめんお兄ちゃん!また今度!」

妹「お小遣い前借りしてるから逆らえないぃ!」ドタバタ

男「お…おぉ…」

男「…」



86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 18:54:28.36 ID:x4ff+2NB0

男部屋

男「やっぱり電話…してみようかな…」

男「出てくれるかな…よしっ」プルルル…

男「…」プルルル

幼馴染『も、もしもし…男くん?』ガチャ

男「あ、あぁ…その、久しぶり」

幼馴染『うん…元気してた?』

男「まぁ、な…ぼちぼちかな」

幼馴染『そっか…よかった…ご飯ちゃんと食べてる?』

男「あぁ、食べてるよ」

幼馴染『そっか…そっか…」グスッ



88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 19:01:28.79 ID:x4ff+2NB0

男「な、何泣いて…」

幼馴染『えへへ…久しぶりに声聞けたし…なんか嬉しくて』

男「…ごめんな」

幼馴染『え…?』

男「俺…頑張るから…その…待っててくれよ」

幼馴染『男くん………私の方こそ…ごめんね…』

男「なんでお前が謝るんだよ…謝るのは俺の方だ」

幼馴染『ううん…あのね……』

男「お、俺!頑張るから!じ、じゃあな!」

幼馴染『男くん!まっ…』ピッ

男「…はぁっ…緊張したぁ………あいつの為にも頑張るぞ、俺」



94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 19:05:38.26 ID:x4ff+2NB0

男「そろそろ寝るか…」

男「…」

…気持ち悪い

なんだこの違和感

まぁ…いいか…



96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 19:11:37.83 ID:x4ff+2NB0

数週間後

アクセサリーショップ

イケメン「これなんかどうだい?」

男「イヤリング?あいつイヤリングしないしな…」

イケメン「そうか…というより…こういうのって女性を参考に連れてきた方がいいんじゃないのかな」

男「そんな事言ったって女の知り合いいないし、妹じゃ幼いっていうか…だったらイケメンしかいないな、と」

イケメン「と言われても…僕はこういうの選ぶの苦手でね…」

男「イケメンなのに?」

イケメン「どういう意味だい?それ」

男「おっ、これなんかいいかも」

イケメン「へぇ…綺麗な指輪だね。いいんじゃないかい?」

男「う…ちょっと予算オーバーだけど…いいか…これにしよう!」



99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 19:16:07.93 ID:x4ff+2NB0

イケメン「僕を連れてこなくても案外よかったんじゃ…」

男「いやほら、こういう所一人じゃ入りにくいし…」

イケメン「やれやれ、早く買っておいでよ。あ、それとご飯奢るのも忘れずに」

男「予算オーバー」

イケメン「忘れずに」

男「…はい」



100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 19:19:08.62 ID:x4ff+2NB0

帰宅途中

イケメン「いやいや、おいしかったよ。ごちそうさま」

男「給料ふっとんだ」

イケメン「そう落ち込まないで。今度は僕が奢るからさ」

男「覚えとけよ……あ…」



104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 19:26:22.17 ID:x4ff+2NB0

友「あ」

イケメン「知り合いかい?」

男「あぁ…よう…何年ぶりだろな」

友「あ、ああ…ひ、久しぶり…」

イケメン「(この人どこかで…)」

友「い、今、何やってるんだ?」

男「コンビニでバイトしてるよ」

友「え…?バイト…してるのか?そ、そうか、頑張れよ」ピリリリ

男「携帯鳴ってるぞ」



109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 19:33:29.41 ID:x4ff+2NB0

友「あ、ああ……!…ご、ごめん、後でかけ直すから」ボソボソ…ピッ

男「なんだお前…可愛いストラップなんか付けて…そういう趣味なの?」

友「え?あぁ…いや、これは…そ、そうなんだよ!はは…お、俺人待たせてるから行くわ!じゃあな!」

男「なんだあいつ…まぁ、もう縁もないっていうか…だしな」

イケメン「…」

男「どうしたんだ?」

イケメン「あぁ、いや…なんでもないよ」

男「それじゃ、俺はこっちだから。今日はありがとな」

イケメン「明日渡すんだよね?明日は幼馴染ちゃん休みだし、一日家にいるように言っておいたよ」

男「そこまでしなくてもよかったのに…」

イケメン「いやいや、一大イベントみたいなものじゃないか。応援、してるよ」

男「おう!ありがとな!それじゃ、またな」

イケメン「…」



116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 19:41:57.74 ID:x4ff+2NB0

翌日・幼馴染宅前

男「ふぅ…何緊張してんだ俺…彼女じゃないか……よし」

ピンポ-ン

男「…」ソワソワ

男「……」ソワソワ

男「…あれ?」

ピンポーン

男「おかしいな…電話してみるか…」プルルル…

男「…」プルルル…

男「出ない…家にいるはずじゃ…買い物かな…」

男「待ってみるか…」



119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 19:45:59.25 ID:x4ff+2NB0

数分後

男「…寝てるのかな」

男「まぁ…休みだしな…」



120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 19:47:00.53 ID:x4ff+2NB0

数十分後

男「…」プルルルル

男「…出ない…帰ろうかな…」



125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 19:53:40.75 ID:x4ff+2NB0

数時間後

男「結局暗くなるまで待ってしまった…」

男「仕事…入っちゃったのかな…」

アハハ…

男「…!この声は…」

アハハ…ナニイッテ…

男「幼馴染!」バッ

男「…」

男「え…?」

幼馴染「え…!なん…で…」

「どうした?」

幼馴染「…」

「…!?おま、え…」

男「…なんで…幼馴染と…」


そうか もっと早くに気づくべきだった



133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 19:58:31.73 ID:x4ff+2NB0

男「…友が…?」

幼馴染「…」

友「…」

男「あ、あぁ…偶然会ったんだな!あは、は…脅かすなよ…はは…」

幼馴染「…」

友「…」


都合が良すぎたんだ



137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 20:02:02.96 ID:x4ff+2NB0

男「偶然…会って…それで……違う…違う…なんで…なんで」

男「なんで…手を繋いでるんだ…?」

男「なんで…それ…なんで友と同じストラップをバッグに付けてるんだ…?」

男「…幼馴染!!」


こんな男 誰も待ってくれるはずがない



141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 20:05:25.02 ID:x4ff+2NB0

幼馴染「…」ビクッ

幼馴染「ごめんね…ごめんね…」ポロッ

男「どういう事だよ!!なぁ!違うって言えよ!なぁ!」ガシッ

幼馴染「痛っ…ごめんね…男『くん』」ポロポロ

男「…!」


こんな男 誰も必要としていない



145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 20:07:53.98 ID:x4ff+2NB0

友「放せよ…」

男「…」

友「放せって!!」バキッ

男「ぐ…っ」


分かりきった事だった



148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 20:11:15.85 ID:x4ff+2NB0

友「大体お前が悪いんだろ!!」

友「お前がだらしないから!…『幼馴染』は!!」

男「…っ」

幼馴染「もういい…もういいよ、『友』」

男「!!」


やっぱり 俺



152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 20:15:38.60 ID:x4ff+2NB0

友「お前がクズだからこうなるんだよ…幼馴染がどれだけ悩んでいたか!」

友「バイト始めたって…その歳でフリーターって幼馴染を幸せにする気あんのかよ!!」

幼馴染「友やめて!!…言えなかった私も悪いの…ごめんね…男くん…ごめんね…」

友「…そういう事だ…じゃあな。中に入ろう、幼馴染…」

幼馴染「………」

――バタンッ

男「…」


ひとりだ



157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 20:19:59.96 ID:x4ff+2NB0

自宅

ギィ…バタン


妹「おかえりお兄…ちゃ…ん?」

男「…」トボトボ


母「あら?男?……どうしたの?」

男「…」トボトボ


父「どうした?なんだ、男か…ん?どうしたその傷?」

男「…」トボトボ



165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 20:25:56.37 ID:x4ff+2NB0

男部屋

バタン――

男「…」

男「…」ポロッ

男「ふ…」ポロポロ

男「ふひ…」ポロポロ

男「ふひひ…大丈夫…か…」ポロポロ

男「ふひ…ははは……あははは!あひゃひゃひゃ!!」ポロポロ

男「くひひひ…少しずつ…ひ…ヒッ…ぐ…うっうぅあ…」ポロポロ

男「あ…ああ…あああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」



174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 20:30:12.40 ID:x4ff+2NB0

ああ…すまないね…いつも来てもらって

ええ…まだ何も話してくれないのよ

あの日からだよね…おかしくなったの…

持ち直してくれたと思ったんだがな…

あたし…まだ酷い態度とった事……謝ってない…

ご飯も食べてる様子はないし…

どうしたらいいのか…

声…かけてくれる?

…ありがとう



182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 20:38:00.87 ID:x4ff+2NB0

数ヵ月後――


まさか僕が第一発見者とはね

返事が無いからドアを壊して入ってみてビックリしたよ

全く…見る側の事も考えてほしいな

ごめんな

あの人を見たときに違和感があって…家に帰ってから思い出したよ

僕は以前にあの二人が仲良さそうに歩いてるところを見てたんだ

教えてやってればこういう事にはならなかったのかもしれない

いい訳だな…君を救えなかったのには変わらない

でも、友人として相談してほしかったよ

ご飯を奢る約束もしてたじゃないか

…溜め込んでしまうタイプ、か…

残念だよ…とても残念だ…

それじゃあ、もう行くよ

またね



190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 20:41:38.25 ID:x4ff+2NB0

読んでいただきありがとうございました!
胸糞悪くなりましたね!
書いてて吐き気したわクソが



191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 20:41:50.53 ID:6jUlXYJBO





196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/06(日) 20:44:32.59 ID:buijSL0I0





引用元
男「死にたい」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1336285706/
[ 2012/05/06 20:50 ] 幼馴染SS | TB(0) | CM(0)
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