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幼馴染「目を覚ませ!」 男「…」

1 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:33:37 ID:zMY8Vo4w

幼「そーろそーろー、起きなきゃダメだー!」

幼「仕事のっめーざーましーがー鳴りひびーくー♪」

男「…ん?誰?」

幼「人に名前を聞くときは、まず自分から名乗りなさいよ!」

男「あぁ、幼か…」

幼「ば、バレただと!?」




引用元
幼馴染「目を覚ませ!」 男「…」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1344944017/
2 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:34:13 ID:zMY8Vo4w

男「人の部屋で熱唱しといて…」

男「何で幼の方が驚くんだよ…」

男「て言うか、今何時だ…」

幼「もう陽が昇る時間ですよー」

男「あぁ…まだ7時前じゃねーか…」

男「こんな朝っぱらから何だよ…」

幼「あれー?」

男「…」




3 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:34:48 ID:zMY8Vo4w

幼「あれあれぇー?」

幼「今日は私の誕生日ですよ?」

男「んぁ…そうだったな…」

男「誕生日おめでとう、幼」

幼「そんな訳で、さっさと準備してよねっ」

男「え、何のだよ…」

幼「海に行くぞー!」

男「はぁ?」




4 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:35:25 ID:zMY8Vo4w

幼「海、行くぞー!」

男「何だよ、それ…聞いてないんだが」

幼「そりゃそうでしょうねっ!」

幼「さっき決めたんだから!」

男「…何で朝からテンションマックスなの?」

幼「夏休みで、誕生日だから!」

男「…理由になってないと思うんだよ、幼さん」




5 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:36:11 ID:zMY8Vo4w

幼「何よ、私が友達の一人も居ないぼっちだと思ってるの?」

男「…会話が噛み合ってないと思うんだよ、幼さん」

幼「私が日本各地で伝承されている巨人の妖怪だとでも思ってるの?」

男「は?巨人?」

幼「私がダイダラボッチだとでも思ってるの?」

男「…んな事一瞬も考えた事無いよ、身長154センチの幼さん」




6 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:37:08 ID:zMY8Vo4w

幼「とにかく!せっかくの記念日に、何もしないって言うのは!」

幼「青春パワーの無駄遣いだと、私は思うのだよ!」

男「あぁ…無駄遣いだなぁ」

幼「そう思うなら、早く準備を!」

幼「さぁ!ハリー!ハリー!ハリー!」

男「…あぁ…もう少しだけ、寝かせてくれんかのぅ」

幼「ジジくさい事言ってんじゃないわよっ!」




7 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:38:03 ID:zMY8Vo4w

男「どうやら抵抗は無駄な様だな…」

幼「無駄、無駄、無駄ァ!」

幼「そのタオルケットを剥ぎ取られたくなければ…」

幼「今すぐ覚醒せよ!」

男「わかったよ…準備すっから、ちょっと部屋から出てくれよ」




8 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:39:24 ID:zMY8Vo4w

幼「あ、おばさんまだ寝てるみたい」

男「そうだろうな…」

幼「私、朝ご飯作って待ってるから、早くね!」

男「おーう…泳ぐの?海で」

幼「泳ぐよ!」

男「わかった、準備する」

幼「グーーーッド!良い返事だ!」

男「んぁー。ねみぃ…」




9 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:39:49 ID:zMY8Vo4w




幼「来たぜー!うーっみーぃぃぃぃ!」

男「イェーイ!」

幼「見よ、海面がゴミのようだ!」

男「オイオイ!ゴミは失礼だろ、ゴミは!」

幼「今から私たちもそのゴミの一部になるんだけどねっ!」

男「イェーイ!」

幼「それじゃ、テンション上げて行くぜっ!」

男・幼「イェーーーーーーーーイ!」




10 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:40:20 ID:zMY8Vo4w



幼「どうよ、この水着!」

男「スクール水着じゃないんだな?」

幼「あたぼうよ!これ選ぶのにどれだけ時間かかったと思ってんの?」

男「知ってるよ、3時間だろ?て言うか、俺買い物に付き合わされたじゃん!」

幼「似合ってるでしょ?」

男「超似合ってるぜ!イェーイ!」




11 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:41:09 ID:zMY8Vo4w

幼「そんな事言われても、嬉しくなんかないんだからねっ!」

男「そんなツンデレな台詞も、幼が言うと、台無しだな!」

幼「なんだとー!」

男「イェーイ!」

幼「勢いでごまかそうとするなー!イェーイ!」




12 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:42:04 ID:zMY8Vo4w

男「とりあえず、海に突撃だー!」

幼「蹴散らせ!男!私の為に、血路を開くのだー!」

男「え…いや、そんな乱暴な事はちょっと…」

男「2千円、2千円札で払うんで、勘弁してください」

幼「そこだけ、素に戻んないでしょ、照れるでしょっ!」

男「それじゃ、人ごみを華麗に避けつつ、海へゴー!」

幼「ちょ、ちょっと待ってよ!」




13 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:42:55 ID:zMY8Vo4w



男「ペロッ…これは…青酸カリ?」

幼「そんな量舐めたら、即死だよ!青酸カリ舐めんな!」

男「お?今のは上手い事言えたんじゃね?」

幼「え?」

男「今のは、毒物を安易に舐めるなって意味と」

男「毒物を侮るなって事を掛けた、面白いやつだな?」

幼「解説されると照れる!イェーイ!」

男「気にすんな!イェーイ!」




14 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:43:33 ID:zMY8Vo4w

幼「うひゃー、水冷たいー…って言いたいのに、そうでもなーい!」

男「オイオイ、海水、どうなってんだー?」

幼「地球温暖化のせいだね!」

男「しょぱいだけが取り柄かよ!もっと熱くなってみろよ!」

幼「地球、もっと頑張れよ!お前ならやれるよ!」




近くに居た男性(地球が何を頑張るんだよ…)




15 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:43:56 ID:zMY8Vo4w



男「おりゃー!海水をくらえー!」
バシャッ!

幼「キャッ!やったなー!えいっ!」
バシャッ!

男「あはははー」

幼「うふふふー」




16 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:44:30 ID:zMY8Vo4w

男「…このやり取りもマンネリだな」

幼「…だね。海に来たら、毎回だもんね」

男「て言うか、人多いなー」

幼「今日暑いもんね…」

男「プライベートビーチとか、憧れるよなー」

幼「男、金持ちになって、プライベートビーチ作ってよ!」

男「将来、作れるといいなぁ」




17 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:45:44 ID:zMY8Vo4w

幼「男、将来ビル・ゲイツになってよ!」

男「ビルは職業じゃねーからな?」

幼「そんな事解ってるよ。建築物だよね!」

男「そっちのビルと違うよ!」

男「て言うか、俺がどうやってビルになるんだよ!」

幼「人柱として、定礎の下に…」

男「バーカバーカ!」

幼「バカって言うな、アホー!」



近くに居たおばちゃん(…小学生か!)




18 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:46:38 ID:zMY8Vo4w



男「隊長っ!あんな所にバカップルが居るであります!」

幼「なんだと、軍曹!それは確かなのか?」

男「イェス・マム!あれは確かにバカップルであります!」

幼「それでは、我らはやるべき事をやるしかない!」

男「何をすればよろしいでしょうか、教えて下さい、隊長!」




19 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:47:23 ID:zMY8Vo4w

幼「叫ぶしかないでしょ!」

男「イェス・マム!」

男・幼「せーのっ!」

男・幼「バカップル!爆発しろ!」

幼「逃げろっ!」
ダッ

男「後ろに向かって前進だっ!」
ダッ



バカップル(お前らも充分バカップルだろ…)




20 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:48:02 ID:zMY8Vo4w



幼「いやー、楽しいねー、男!」

男「おう!超楽しいな!やっぱ海ってテンション上がるわー!」

幼「うんうん!上がるよね、テンション!」

幼「何て言うのかな…この空気…えーっと…」

男「ゴクリ」

幼「ゴクリって声に出して言わないでよ、キモい!」

男「おい!キモいとか言うな!傷つくだろ?」




21 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:49:07 ID:zMY8Vo4w

幼「あー!今、何言おうとしてたか、忘れた!」

男「若年性アルツハイマー?」

幼「そんな深刻なやつじゃないよ!」

幼「男が変な所で微妙な事言うからでしょ!」

男「解ってるよ、幼」

幼「え?何が解ってるの?」

男「幼が今、言おうとしてた事」




22 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:50:15 ID:zMY8Vo4w

幼「え?何て言おうとしてた?私」

男「海の偉大さ…だろ?」

幼「ドヤ顔ウザイ!」

男「ウザイとか言うな!簡単に泣くんだぞ、俺!」

幼「あ!何故海に来るとテンションが上がるのか?だった!」

男「思い出したか、イェーイ!」

幼「イェーイ!」

幼「まったく、海は偉大だね!」

男「俺、さっきそう言っただろ?」




23 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:51:15 ID:zMY8Vo4w

幼「はぁ、気分良いね、男!」

男「そうだな!叫ぶか?」

幼「叫ぼう!」

男・幼「…せーのっ!」

男・幼「リア充、爆発しろーーー!」

幼「…私達って、びっくりするくらい?」

男「息ぴったり?」

男・幼「イェーイ!」
パシッ



海の家で働いている男(あそこでハイタッチしてる二人、爆発しねーかな…)




24 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:52:12 ID:zMY8Vo4w



幼「いやぁ、遊んだねー」

男「遊んだなー。肌も焼けたなー」

幼「ふふふ。夜、風呂に入る時に、後悔するんだろうね、キミは」

男「なんだよ、自分は違うみたいな言い方だな?」

幼「私はちゃーんとサンオイルを塗ってあったので!」

男「なん…だ、と?」




25 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:52:39 ID:zMY8Vo4w

幼「着替える時に、ささっと塗った!」

男「卑怯者!二重の意味で!」

幼「二重?」

男「一人だけ抜けがけズルい!」

幼「あと一つは?」

男「塗るなら、俺に塗らせろ!」

幼「え、嫌ですけど」




26 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:53:32 ID:zMY8Vo4w

男「なんだよ!そんなキャッキャウフフイベントのド定番」

男「俺も参加させろよー!」

幼「そんな事したら、周囲にリア充扱いされかねないじゃん!」

男「ぐっ…それは正論だ…悔しいが、俺の負けのようだな…」

幼「わかれば良いのよ、男」

男「あぁ、そろそろ日が沈むな…幼」

幼「うん。そろそろ帰ろうか、男」




27 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:54:03 ID:zMY8Vo4w

男「受験生の、夏の貴重な一日が、終わるな…幼」

幼「現実に引き戻さないでよ、男…」

男「でもまぁ、お互い頭良いしな?」

幼「そうだよね!秀才だもんね!」

男「一日くらいサボっても、なぁ?」

幼「余裕だよ、余裕!」

男・幼「イェーイ!」



近くに居たおじいちゃん(まったく…最近の若いモンの会話は…)




28 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:54:43 ID:zMY8Vo4w



男「うぇー…次の電車来るまで20分もあるぜ?」

幼「疲れたー!疲れたから座るー」

男「そんな事言われてもなぁ」

男「駅のベンチはお年寄りや子供優先だぜ?」

幼「男、そこに四つん這いになってよ」

男「は?嫌だよ。バカ?」




29 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:55:14 ID:zMY8Vo4w

幼「チッ!椅子にしてやろうと思ったのに!」

男「わかってたから、四つん這いを拒否したんだぜ?」

幼「ふん!どうだか?」

男「俺はお前の事、大体解ってるぞ?」

幼「はぁ?何言ってんの?」

幼「男君は何でも知ってるね!とでも言われたい訳?」

男「だから、解ってるってば」




30 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:56:10 ID:zMY8Vo4w

幼「ふん!たった18年やそこらの付き合いで…」

幼「一体、私の何が解るって言うのよ!」

男「おいおいおい」

男「俺たち、生まれてからずーっとお隣さんだぜ?」

男「物心ついた時にはもう一緒に行動してたんだ」

男「時間って言うなら充分過ぎるだろ?」

男「だから、解ってるぞ、幼」

幼「は?何を解ってるって?」




31 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:56:47 ID:zMY8Vo4w

男「今から幼がびっくりする事、言うぞ?」

幼「な、何よ」

男「幼、愛してる」

幼「は?」

男「結婚を前提にお付き合いして欲しい」

幼「な…何言ってんの?」

男「俺は真剣だ」

幼「尚更、何言ってんの?」




32 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:57:22 ID:zMY8Vo4w

幼「い、いつもの悪ふざけの冗談なんでしょ?」

幼「ほら、ここらでネタばらしなんでしょ?」

男「もう一度言うぞ、幼」

男「愛してる。俺の嫁になってくれ」

幼「な…」




33 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:58:01 ID:zMY8Vo4w

男「俺、ちゃんと大学卒業して、就職するから」

男「内定出たら、籍入れよう」

幼「ちょ…」

男「就職して1年たったら、結婚式やろう」

男「式は神前よりチャペルが良いな」

男「幼のウェディングドレス姿…」

男「想像しただけで、胸が熱くなるな」




34 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:58:23 ID:zMY8Vo4w

男「披露宴は…なるべく大規模にやろう」

男「芸能人か!って言うくらい大規模に!」

男「幼は和装も洋装もどっちも似合うだろうから」

男「途中で2回衣装替えしよう」

男「友人代表スピーチは、友と幼友の2人に頼もう」

男「あいつらなら、泣けるスピーチをしてくれるだろう」

男「料理は…美味しんぼで、山岡さん達の披露宴で出てた」

男「究極の料理と至高の料理の中から選んで出そう」

男「きっと良い披露宴になる」




35 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:58:55 ID:zMY8Vo4w

男「新婚旅行は、ハワイに行こう」

男「俺、実はその為に貯金してるんだぜ?」

男「だから、旅費の事は気にしなくていいぞ」

男「あと、幼には苦労させたくないから」

男「堅実に公務員とか銀行員を目指すかな」

男「結婚したら、すぐ子供が欲しい」

男「だから幼には専業主婦になって欲しい」




36 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 20:59:20 ID:zMY8Vo4w

男「そして子供は3人は欲しい」

男「長女、長男、次女の順番が良いな」

男「家は賃貸じゃなくて、最初から一戸建てが良いな」

男「俺たちの実家に近い方が、何かと便利だろうから」

男「近くで良い土地が無いか探してみよう」

男「そして30年ローンで、二階建ての家を建てよう」

男「白い家にしたいな。芝生の敷き詰められた庭も欲しい」

男「子供部屋は2階に3部屋、俺たちの寝室は1階」




37 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:00:04 ID:zMY8Vo4w

幼「ちょ!ちょっと待って、男!」

男「決して裕福ではないが、幸せな、そんな家庭を築きたいな」

男「その為にもまずは2人の愛が一番大事だな」

男「次にお金だな」

男「幼は金銭感覚しっかりしてるから、家計の事は全部お任せする」

男「あ、でも俺、月の小遣いは2万円は欲しいかな」

幼「ちょっと待ってってば!」




38 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:00:26 ID:zMY8Vo4w

男「勤続35年くらいで、仕事を退職」

男「天下りで、大手企業に再就職」

男「大した仕事もしないで、3年くらいで退職」

男「最初の職場のと合わせて、5000万パワーくらいの退職金を得る」

男「その金で…」

幼「ちょ…」




39 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:00:53 ID:zMY8Vo4w

男「ブラジルに永住して、一緒にコーヒ-農園を作ろう」

幼「は?」

男「そこで作ったコーヒーを世界的にヒットさせて」

男「億万長者になろう」

男「世界の億万長者番付に、載ろう。2人で」

男「目標はビル・ゲイツの全盛期の総資産だな」




40 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:01:32 ID:zMY8Vo4w

男「でもその財産を自分の子供たちに残すんじゃなくて」

男「世界の子供たちの為に、それっぽい施設を作ったりしよう」

男「そうして年を取って、最後には」

男「みんなに見守られながら、死んで行こう」

男「幼にはちょっとだけ寂しい思いをさせちゃうけど」

男「俺が先に死ぬから、幼は後から来てくれ…」

男「死ぬ間際に、幸せな人生だったと言うから。きっと言うから」




41 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:02:05 ID:zMY8Vo4w

幼「おい!」

男「あい?」

幼「目を覚ませ!」

男「…」

幼「どうしちゃったの、急に!」

幼「意味解んないっ!」




42 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:04:15 ID:zMY8Vo4w

男「意味解んなくはないだろう、高校3年生なんだから」

幼「解んないよっ!」

男「で、どうだった?俺の人生設計は」

幼「えっ?あっ…あのっ…私、そのっ」

幼「途中ちょっと、アレだったけど…その…」

幼「そ、それに場所も…もっと…その、さ」

幼「こ、こんな電車待ってるホームでじゃなくて…」

幼「でも、その、あの…えぇーと…」

男「…」

幼「…何よ、その顔」




43 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:04:48 ID:zMY8Vo4w

男「あれぇー?あれあれぇ~?」

男「ひょっとして、幼さん、お顔が赤くなってないですかぁ?」

幼「な、なってない!」

男「いやいやー。ゆでダコみたいですよ~ぉ?」

幼「う、うっさい!ハゲ!両足ともドブに落ちろ!バカ!」

男「ハゲてないし、ドブにも落ちん!」

幼「腰まで肥溜めに落ちろ!」

男「この辺りに肥溜めなんてないだろ」




44 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:05:19 ID:zMY8Vo4w

幼「こ、このっ…このっ!」
ブンッブンッ!

男「ははは!そんな蹴り、この俺には当たらんよ!」

幼「騙したな!うー!嘘つきめっ!」

男「…」

幼「何よ!またニヤけ面して馬鹿にするつもり?」

男「いやいやー」




45 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:05:54 ID:zMY8Vo4w

男「俺もお前もさー」

幼「何よ」

男「つくづく、勢いだけで生きてるよなーと思ってさ」

幼「はぁ?私はちゃんと考えて行動してますけど?」

男「ちゃんと考えた上で、朝6時に他人の部屋に突撃してきたなら」

男「お前、相当ウザいぞ?」

幼「乙女に向かってウザいとか言うな!普通に傷つくよ!」




46 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:06:25 ID:zMY8Vo4w

男「でも、俺も相当ウザい方だと思うんだよなぁ」

幼「そうね!それには同意するわ!」

幼「あんたは…」

男「なぁ、幼」

幼「な、何よ」

男「こんな俺たちって、似合いのカップルになれると思わないか?」

幼「はぁ?ま、またそんな事言って!!」




47 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:06:59 ID:zMY8Vo4w

男「今度は真剣」

男「て言うか、さっきのも真剣だったよ、最初の方は」

幼「え?」

男「俺、お前の事、本当に大好きなんだ」

幼「なっ!?」

男「照れ隠しで、変な話しにしちゃったけどさ」

男「普段も、恥ずかしいから、こんな事言わないけどさ」




48 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:07:51 ID:zMY8Vo4w

男「本当に、大好きです、幼さん」

男「俺と、結婚を前提に、お付き合いして貰えないでしょうか?」

幼「ば、馬鹿じゃないの?」

男「幼、俺は正直な気持ちを伝えたぞ?」

幼「う…」

男「お前も、一度くらいは素直になってみないか?」

幼「…」




49 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:08:28 ID:zMY8Vo4w

男「…本当に俺の事、何とも思ってないなら、きっぱり振ってくれ」

幼「…」

幼「…ひょっとして、あの約束、覚えてる?」

男「おう。小2の時に約束したもんな」

男「幼の18歳の誕生日に、プロポーズ、な?」

幼「小4の時、私の事、大嫌いって言ったくせに…」

幼「今さら、こんな事言うなんて、どう言うつもりよ!」

男「あれは、まぁ、照れ隠しだよ。若気の至りって奴」




50 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:09:09 ID:zMY8Vo4w

男「俺は『今』の気持ちを伝えたぞ?」

幼「…う」

男「どうなんだ?俺の事、嫌いか?」

幼「き、嫌いじゃ、ない…」

男「じゃあ好きか?」

幼「…」




51 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:09:39 ID:zMY8Vo4w

幼「…私も」

男「ん?」

幼「私も一度くらい…素直になってみようかな」

男「…」

幼「アンタの事、大好きだよ、男…」

男「俺もだよ、幼」

幼「…」

男「…」




52 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:10:01 ID:zMY8Vo4w

幼「プッ!」

男「ブハッ!」

男・幼「あははははっ!」

幼「あははっ!何?今の空気!」

男「すまん!俺のせいだ!はははっ」

幼「20年前の少女漫画かっ!」

男「90年代のトレンディドラマかっ!」

男・幼「あははははっ!」




53 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:10:36 ID:zMY8Vo4w

幼「て言うかさぁ」

男「おう」

幼「私達には合わないよ、今みたいな空気は!」

男「…だな!」

幼「好きなのは本当だけどねっ!」

男「それは俺もだ!」




54 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:11:23 ID:zMY8Vo4w

幼「でも、いつも通りが一番楽しいよ!」

男「まったくその通りだな!」

幼「それじゃ、改めて…帰ろうか、我が家へ!」

男「おう!」

幼「えへへ。手でも繋いでみる?」

男「やめろよ、バカ。リア充みたいだろ?」

幼「だねー。見ず知らずの誰かから、爆発しろって言われちゃう!」

男「そうだそうだ。俺たちは世のリア充達に」

男「爆発しろって言う側の人間であるべきだ!」




55 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:11:49 ID:zMY8Vo4w

幼「あ、でもこれくらいは良いでしょっ?」

男「ん?」

チュッ

男「な、何すんだ、お前!」

幼「頬っぺにチューくらい良いでしょ?」

幼「今日、私の誕生日なんだから!」

男「…俺へのプレゼントみたくなってるぞ?」




56 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:12:43 ID:zMY8Vo4w

幼「そう思うなら…男からも、して?」

男「…誕生日、おめでとう、幼」

サッ
チュッ

男「なっ!今、口に!」

幼「…男?」

男「ち、違う!俺じゃない!」

男「お前が急に振り向くから…」




57 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/14(火) 21:13:26 ID:CabXqRtQ

えんだああああああああ




59 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/14(火) 21:14:53 ID:X/AWnO2w

いああああああぁぁあぁぁぁぁ




58 : ◆L0dG93FE2w 2012/08/14(火) 21:13:48 ID:zMY8Vo4w

男「俺は頬っぺたにするつもりだったんだ!」

男「今のは事故だぞ?」

幼「事故じゃないです!わざとです!わざと振り向きました!」

男「な、なんだとぅ!?」

幼「いいじゃん!私が本当に欲しい物、くれたんだから!」

幼「最高の誕生日プレゼントだよ、男っ!イェーイ!」

男「イェーーーイ!」

幼「イェーーーイ!」






駅員「くそっ…リア充、爆発しろ…」ボソッ



おわり




62 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/14(火) 22:24:04 ID:9BJ4tP6s

あーあ おれも海ではっちゃけたいわー




66 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/15(水) 09:42:20 ID:owVnIQeU


>>62
今からでも遅くないんじゃね?
まだギリ夏じゃね?
はっちゃけておいでよ!





引用元
幼馴染「目を覚ませ!」 男「…」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1344944017/
[ 2012/08/19 12:00 ] 幼馴染SS | TB(0) | CM(2)
名無しさん
面白かった!
>>38から男の照れ隠しが始まってるんですねwwwwwwww
5000万パワーの退職金てどんなだよwwwwwwwww

俺も今から海にでも行こうかなぁ…
2012年08月19日 12時51分
名無し
いい話だったぜイェーイ!
2014年07月04日 22時33分
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