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少女「気が付いたらお兄ちゃんが居なくなってて、私1人が男湯に残されちゃった……

1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 19:16:22.21 ID:Rjyd6lqDO

温泉宿、露天風呂、男湯


少女「……お兄ちゃん……もう上がったのかな……?」




ガララ……


少女「あ、お兄…………!?」

青年「おっ?いい風が吹いてるじゃねぇか。」

少女(し、知らない男の人が入ってきた!?……どうしよ……!?)



引用元
少女「気が付いたらお兄ちゃんが居なくなってて、私1人が男湯に残されちゃった……
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1342520182/
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 19:20:51.59 ID:Rjyd6lqDO

設定



23歳ぐらい
ロリコンではない


少女
10歳、しかしまだまだ体が小さく身長も低い
お兄ちゃんっ子



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 19:25:43.79 ID:Rjyd6lqDO

男「え……?」

少女「!?」

少女(か、隠れなきゃっ!?)



男(……誰か居る……のか?)


し~ん………



男「…………?」

男(……あれ?今、なんか声がしなかったか……?)


少女「…………」


男「……??」



少女(……大丈夫。きっとお兄ちゃんが来てくれる………。)



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 19:36:12.92 ID:Rjyd6lqDO

男「…………」


少女(……あの人、早く出ていかないかな………)




ガララ………


少女(!?また、誰か入ってきた!?……うう……でも、ここからじゃ見えない……)


兄「………」

男「……ん?」

男(……なんだこいつ?服を着て、風呂場に入ってきて………」


兄(……あれ?妹は居ないのか?まだ温泉に入ってるのかと思ったんだが……)


男「……おーい。この宿って、着衣湯もオッケーなのか?」

兄「え?あ、いや……すいません。」


ガララ……ガシャン


男「……なんだ?あいつ……?」


少女(……?誰だったんだろ?入って来なかったのかな?よかった……

でも、まだあの男の人が入ってるし………

お兄ちゃん……早く迎えに来てよ………)



男(……しかし、誰も来ないな……。
こんな露天風呂を独り占めできるなんて……今日はついてるのかな?)



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 19:46:32.53 ID:Rjyd6lqDO

少女(…………

………うぅ……寒いよ………

お風呂に入りたい……

でも、あの男の人から隠れていないとダメだし……

でも、裸でずっとこんな岩隅にいたら……風邪ひいちゃう……

せめて、温かいお湯に浸かっていたいよぉ……)




男「………あ、そういえば……」

バシャン

少女(あ、立ち上がった!?出て行くのかな?)

男(……誰もいないし。せっかくだから、DSしながら入るかな。
最近買ったBW2にはまってんだよなぁ~♪)



ガララ……ガシャン


少女「や、やった~……今の内に……」


少女(……あ、でも。今、出て行ったら、まだあの人が着替えてるだろうし。
少し時間をおかないと……)


少女「……はっくちゅん!……寒い………

ちょっとだけ、温泉に浸かってよ………」



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 20:02:18.78 ID:Rjyd6lqDO

脱衣場


男(……しっかし、なんで厨房は水タイプばっか使うんだよ……
強いし、弱点つきにくいし、反則だろ……)



男「ん?」

兄「……あ……」

男(……まぁ~だこいつは居たのか。服を脱いでもねぇし……一体何しに来たんだよ……?)


兄(……おかしいな。妹はこの辺のロッカーに服を入れてたはずなんだが……全部空いてる……?)

男(……なんだ?キョロキョロしやがって……
ま、いいか。

え~と、カバンカバン。
DSどこに入れてたっけな……)



兄(……妹。やっぱり出たのか……。もう母さんの所に行ったのか?
あいつ、人見知りの癖に大丈夫かな……。ちゃんと、母さんの部屋まで戻れたかな……?)



男「……お、あったあった♪」


……その時、兄はおろか、男も気付いていなかった……

脱衣場に少女の衣服が無い理由……


実は、少女はロッカーに衣服を入れた後、鍵を閉め忘れていたのであった……

その後やってきた男は、鍵がかかってない少女のロッカーを空いているものと勘違いし、ロッカーの中身を確認せずにカバンを入れていた……


男「……よし。戻るか……」

少女の衣服はカバンの影に隠れてしまい、男はその事実に気付かないのであった……


そう……
男は自らが知らぬうちに、完全犯罪を成し遂げていたのであった……



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 20:14:47.59 ID:Rjyd6lqDO

ガララ……


少女(え!?戻ってきた!?か、隠れなきゃ……間に合わない!!

もぉ!!)ザブン!!




男「あー、湯冷めしたし………
さっさと湯に浸からないと……」


少女(……潜っちゃった……
大丈夫かな?バレないかな…?)

バシャン

少女(!?は、入ってきた!?)



男「……あ~。温けぇ~。」


少女(……ううっ…)



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 20:25:27.71 ID:Rjyd6lqDO

男「……♪(通信対戦中)



男(……!?なんだこいつ!?伝説ばっか!?クソパーティーじゃねぇか……)



少女(……このまま、潜りながら泳いで……離れよ……)


男(……は!?はぁああ!?初っぱから即死攻撃とかふざけんなよ!!!)


少女(……なんとか、一番端まで泳げた……。

このまま逃げよ……)


男「ふざけんなよ!!このガキ!!」

少女「!?」



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 20:31:31.90 ID:Rjyd6lqDO

男(……やべ。つい、大きな声を……)


少女「………」ガクガク…


男「……ま、いいか。他には誰も居ねぇし……」


少女(……怖い……怖いよぉ………あの人!怖い!!助けて!お兄ちゃん!!)



男「……こいつ、次はグッチャグチャにかき回してやる!!」


少女「ひぃぎぃっ!?」

少女(!?つい声出しちゃった!?)

男「……え?……」


ザブン!!

少女(……ダメ!いや!!お願い!!見つからないでぇー!!!)ブクブク…



男「…………」



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 20:43:04.74 ID:Rjyd6lqDO

男(……そういや、この温泉………



昔……
ある家族がこの宿に泊まって……


その家族の幼い一人娘が、1人で温泉に入りに行って…………


その娘が帰って来ない事を心配した両親が、宿中を探したら………


………溺死してたんだっけ?
しかも、男湯で……


それ以降……男湯には……夜な夜な女の子が1人、お湯に浸かっていて………





………な~んて、話があったら面白いのにな。

今、速攻で思いついたにしては、いいデキだったな。)



少女(……く、苦しい……息が………)ブクブク…


男(……まぁでも、女の子1人で男湯に居るって設定はちょっと非現実的かな……)


少女(………もう……ダメ……………)


バシャアアン!!



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 20:53:54.28 ID:Rjyd6lqDO

男「うわっ!?な、なんだ!?」

少女「ぷっはぁー!…………はぁ……はぁ……」


男(……?………あり?)


少女「はぁ……はぁ……………うっ!?」


少女(い、嫌……なんか……、すっごく見られてる………)


男「…………」

少女「……ひっ……」


男(なんだ、人が居たのかよ………
……しかも、子供か……。
せっかく、独り占め出来てるのかと思ったのに……)


少女「……あ……あぐぅ……」


男(……ん?なんかめっちゃ見られてるな……

あ、こっちも見てるからか。ガキとはいえ、他人に体は見られたくないってか。
……最近のガキは……“男同士”でも気にするんだな……)



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 21:04:58.25 ID:Rjyd6lqDO

少女(に、逃げなきゃっ!!)

バシャン!!


男(!?な、なんだ!?いきなり風呂から上がって……)


少女(……は、早く…脱衣場に!!)タッタッタ……

男「お、おい!風呂場で走るとか……」


ツルッ………ドスン!!

少女「っ!?………」

男「おいおい……言わんこっちゃない……」


少女「……うぅっ……痛いよぉ…………」

男「大丈夫か?お前……」スタスタ……

少女「え?………ひぃぃ!!?」

少女(い、嫌!!来ないで!!来ないで!!)


男「……?どうかしたか?そんな顔して……」スタスタ…

少女「……やだっ……やだよぉ……」

少女(た、助けてぇ!!お兄ちゃん!!助けて!!!)




……スッ…

少女「!!!!…………………………………………………………………………」


男「……ったく、大丈夫か?足、痛くねぇか?」サワサワ…

少女「………う……ぅ……」

少女(足………触られてる………

……気持ち悪いよぉ………)


男「……特にアザはないみたいだな。よかったな。」サワサワ…

少女「………ひっ………さ、触らないで………」


男「だが、次からは風呂場で走ったりすんなよな。」バシッ!


少女「ひぃっ!?」

(!!た、叩かれた!?……あんまり、痛くはなかったけど………)



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 21:11:16.27 ID:Rjyd6lqDO

男(ん……あれ?……こいつ……)


少女(……え?なんか……私の……体を見てるの……?)


男(……さっきは下半身が湯に隠れて見えなかったが……
こいつ……女だったのか……?)


少女(……見てる……見られてる……

私の事……


嫌……見ないで……もう私の体、見ないで!!!嫌ぁあ!!!)



男(……あれ?なんで男湯に女のガキが居るんだ?)





少女「………あ、あの…………」

男「……ん?あ、ああ。どうかしたか?」



少女「ご、ごめんなさい!!」

男「!?」

男(……え!?)



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 21:42:22.24 ID:Rjyd6lqDO

少女「ごめんなさい!!ごめんなさいだから!!……許して……もう許してぇよぉおおお!!!」


男「い……いや……その……」

男(……そ、そんなに大々的に反省しなくても………)


少女「許して……お願い……うぅ…………ひっぐ…ぐすん……」


男「!?お、おい!?」

男(な、何も泣かなくても……)


少女「……ひっぐ…えっぐ……」


男「……く~…、ったく、男にどうしろって言うんだよ………」


……トン

少女「!?」ビクッ

少女(あ、頭の上に手を置かれた!?)


男「……よ、よ~しよ~し……いい娘だなぁ………」ナデナデ……

男(……って、何やってんだか……俺は……)



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 21:55:07.93 ID:Rjyd6lqDO

男「よ~しよ~し……」ナデナデ……


少女「………」ガクガク…


少女(また触られてる………嫌……また触ってきた!!
もう嫌!!嫌なの!!やめて!!やめてぇ!!)



男(……あれ?だいぶ大人しくなったかな?
やっぱり、子供はこういうのが一番安心するんだな……)ナデナデ…



少女(………もう……ダメ……………お兄ちゃん…………お兄ちゃん………)






少女「……お兄……ちゃん……」




男「……?」


少女「お兄ちゃん………お兄ちゃん………お兄ちゃん…………あはは………は……」

男(笑ってる?……そっか。嬉しいのかな?)


少女「……あははは……お兄ちゃん……」


男「ん?あぁ。悪かったな。怒ったりなんかして……」


少女「あははは。お兄ちゃん……大好きだよ……」


男「え!?お、おぉ……」


男(……俺の事が大好きって………

こいつ……実は人懐っこいのかな……?)


少女「お兄ちゃん……あははは……」ムギュッ


男「!?お、おい……」

男(な、なんだ!?いきなり、抱き付きやがって……)

少女「お兄ちゃん……大好き……お兄ちゃん………」


男「あ、ああ。ありがとうな……」ナデナデ…


男(……な、なんだ?いきなり………

………ま、いいか。)



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 22:11:48.72 ID:Rjyd6lqDO

男(……しっかし、小坊のガキをあやかすのなんか、親戚の家に行った時以来だな。
もう何年ぶりだろうな……)


少女「……お兄ちゃん……」

男「はいはい。どうした?」

少女「一緒に……お風呂……入ろう……」

男「ああ。いいぜ。ちょうど、湯冷めしてきてたところだったし……」


男(……しっかし、いきなり馴れ馴れしく話しくるとはな……
さっきは結構睨んできたくせに……

最近のガキの考えてる事は分からんな……)


少女「きゃっほ~い♪」

バッシャン!!


男「!?お、おい……飛び込んだら危な……」

少女「気持ちいい~♪お兄ちゃん!気持ちいいよぉ~?」



男「………ま、いいか……可愛い笑顔しやがりやって………」



少女「お兄ちゃんダ~イブ!!」

男「は?……うわっ!!?」

バシャアアアン!!!


男「お、おい!!いきなり抱き付きてくるな……」


少女「お兄ちゃ~ん♪」スリスリ…


男(………そんな幸せそうな顔で頬擦りとか……………)

男「……はぁ、ま~た怒る気を無くしたわ……」


少女「エヘヘ~♪」



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 22:24:17.14 ID:Rjyd6lqDO

少女「……ねぇ、お兄ちゃん…。体の洗いっこよ。」

男「………んなの、1人でも出来るだろ……?」


少女「1人嫌っ!お兄ちゃんと洗いたいなぁ~♪」


男「……いや、ここはお兄ちゃんとしても、妹の教育のために断固拒否!」


男(……って、悪ノリで、ついお兄さん面しちまったし……)


少女「……お兄ちゃん……私の事……嫌い……?」

男「!?………い、嫌………」


少女「……うぅ……」

男「!!……そんな悲しい顔すんなよ………

一緒に体洗ってやるから……」


少女「!!やったぁ~!!」

男「あんまり大きな声出さない!じゃないと、体洗いはなしだぞ?」

少女「ごめんなさい…。私、静かにするから!」

男「……て、早速大きな声で返事してやがるし……」

少女「あ……ごめんなさい………てへっ♪」


男「……ま、まぁ……別にいいけど……」


少女「ちゃんと守るから………だから……洗いっこ……しようよ?」ヒソヒソ


男「……はいはい。お兄ちゃんとの約束だぞ?」

少女「うん。」



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 22:40:11.82 ID:Rjyd6lqDO

少女「見て見て~♪泡で作ったビキニ水着~♪可愛い~?」


男「……くだらね…」


少女「……お兄ちゃん。これ、好きじゃなかったの…?……ぐすん…」


男「!?……だ、だからそんな顔をすんなって……

あー、可愛い可愛い。まるで天使みたいに可愛い~ぞぉ~。」


少女「ありがとう!!
お兄ちゃんのも可愛いよ~?」


男「可愛い?……何が?」

少女「……それ。」

男「………………!!!?

お前!ど、どこ見てるんだ!!?」


少女「小さくて可愛い~♪これって何のぉ~?」


男「これは………象徴だ………男の………」


少女「……いいなぁ~。私には何もついてないよぉ………ほらぁ……」


男「!?み、見せなくていいから!!つか、女の子がそんな格好するなよ!」


少女「でもぉ……やっぱり、なんかいいなぁ~。私にも欲しいぃ~。」


男「いやいや……あったらあったで、ろくな事がないからな……」


少女「例えば……?」


男「………………」


男(……ガキとはいえ、逆セクハラで訴えたいぜ…………)




………………がやがや……


男(……?なんか話し声…………。
……あ、これは女湯からだな。)


女客「……そういや?知ってる?
ここ、女の子の幽霊が出るんだって~。

なんでも、何年前にある家族がこの旅館に泊まりに来て、その家族の一人娘がさ………」


男(はぁ!?………その話って………)



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 22:50:20.39 ID:Rjyd6lqDO

男(…………嘘だろ……)


女客B「え~!?女の子って、男湯から死体で見つかったの?」

女客A「そうそう。両親が見てない間に、1人で温泉に行ってたんだって。」


女客B「でも、なんで男湯に入ってたんだろ?」


女客A「その子、人見知りだったみたいらしいの。
その日、男のお客さんがその子のお父さん以外には居なかったんだって。だから、他人が全く居ない男湯の方に入った……。」



女客B「……そして、誰にも知られる事なく………死んだ………」



女客A「……そして、今でも男湯には女の子の霊が出るんだって………」




男「…………」



男(…………まさか、このガキ…………)


少女「ふ~んふ~んふふ~ん♪」ゴシゴシ…

少女(お兄ちゃん。大好き~♪)



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 22:59:19.39 ID:Rjyd6lqDO

少女「お兄ちゃん。私の体、洗ってぇ~♪」

男「あ、あぁ……」


ゴシゴシ…

男「……」

少女「えへへ……くすぐったい♪」

男(……触れる……。幽霊じゃ……ない……?)


少女「きゃはっ♪お兄ちゃ~ん!どこ触ってんのぉ~!お兄ちゃんって、エッチなんだぁ~!」


男「………ごめん。」

少女「?別にいいよ。お兄ちゃんなら……」

男「……い、いや。

……なんか頭痛いなぁ……

のぼせたかな……?」


男(……まさか……な……)


男「悪いな。……え~と、そういや……名前を聞いてなかったな……」



少女「名前?やだなぁ~、お兄ちゃん。私の名前は………」


男「へぇ~。いい名前だなぁ~。」




女客A「……えっとね。確か、その女の子の名前って………………だったと思う。」


男「なっ!?」


男(お……同じじゃねぇか………!?こいつの名前………)



少女「?」



男「………くそぉ。なんか頭痛までしてきた……一旦上がるか……」


少女「あ、まって~。私も~。」



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 23:11:53.96 ID:Rjyd6lqDO

男「…………」


少女「♪♪~」


男「……お前。いつまで裸でいんの?」


少女「うん。私も着替える~♪

……あれ~?服がない?」


男「……そりゃ、幽霊には服なんかないかもな……」


ブルルル………

男「?電話か……。

はい。もしもし……」


少女「ん~と……………はっくちゅん!!」


男(……幽霊でも風邪引くのか……)

男「……おい、これでも着てろ……」

少女「うわぁ~♪お兄ちゃんの服。大きい~♪」


男「………え?あぁ。………ああ………はっ!?何!?明日までにだと!?」


少女「……?」


男「……くそぉ……せっかくの旅行を取り止めろってか…………。
わーったよ!!今すぐ行くから!!」ピッ…



少女「……お兄ちゃん?」


男「悪い!!俺はもう行く!!用事が出来た!!

出来れば、もう一回、お前と遊んでやりたかったんだが………悪いな……」

少女「え?え?お兄ちゃん……?」


男「……寂しかったんだろ?1人で温泉に、死んでからずっと入りっぱだったんだろ?

ま、また俺が来てやるから……。その時にまた遊ぼうな!

じゃあな!!」


少女「お兄ちゃん?お兄ちゃん!!」



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 23:25:57.60 ID:Rjyd6lqDO

男「すんません!部屋代は全額払うから……」

女将「あらあら……でも、晩御飯だけでもどうですか?」


男「いや……時間が全くないんで!!今すぐ出ないと!!」


男(……くそぉ。あのくそ部長!!明日までに顔を出さないとクビだとぉお!?
ふざけんなよぉ!!くそっ!!!!)






男「……んとと……キー。車のキー!!どこだ!?どこにいった!?」


少女「これ……落としてたよ……」

男「お、ナイス!!………って、お前!?何してんだ!?」

少女「お兄ちゃん。どこかに行っちゃうの?」

男「ああ。今すぐ会社に向かわないと……」


少女「なら、私も行く!!」

男「いや、お前はここの自縛霊だろ!?なら、ここの守り神でもやってろよ!!」


少女「私も行く~!!行きたい~!!お願い!お兄ちゃん!!」


男「だぁー!!うるさい!!さっさとあっちに行け!!」


少女「………嫌だよ……お兄ちゃん……私を置いてかないで…………

1人にしないで……

他人の中に……私を置いてかないで………」




男「………………


あのさ。俺の会社って、名古屋だからな。
群馬、埼玉、東京すらも越えた超むこうにあるんだぞ?

そんな遠距離でもいいのか?」


少女「うん!!私、お兄ちゃんが一緒なら……」


男「……あ、そう。分かったよ………分かったから……」

少女「ありがと~♪お兄ちゃん、だ~い好き♪」



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 23:32:16.41 ID:Rjyd6lqDO

兄「あ、あの……妹を知りませんか?」

女将「あら?まだ見つかりませんか?

……困りましたわね。ひょっとして、旅館の外に出ていったんじゃ……」


兄「そんな………あいつ、一体どこに!?」






女客A「……あ、この事件だよ!さっき言ってた女の子の幽霊のやつ……」

女客B「……わざわざネットで調べなくても……気持ち悪い。今日この旅館に泊まるんだよ?」


女客A「だって~。気になったんだもん。

………あ。あたし、死んだ女の子の名前、漢字の読みを間違えてたみたい。」


女客B「どうでもいいし。そんなの、今更………」



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/17(火) 23:52:33.28 ID:Rjyd6lqDO

次の日……

男「もしもし?………いや、東名高速で玉突き事故があって、渋滞に巻き込まれて……
でも、なんとか静岡には入ってるんだ!
だから、後数時間で………



……はぁ!!?なんでだよ!?なんでクビになるんだよ!?


ふざけんなぁあ!!今更、言葉遣いが悪いとか!てめぇみてぇなクソ上司に一々敬語使えるかよ!!

くたばれ!!」ピッ…



少女「………スースー…」


男「……うう…くそっ!
幽霊。俺、クビになっちまった………。

………行き先変更だな。もう会社に向かう必要もないし。


……そういや、沖縄の離島に住む知り合いが、店をやるから手伝ってくれ、とか頼んできてたっけ……

賃金は期待できないが、久々に田舎にでも住んで落ち着くかな………


なぁ……幽霊。お前も来るだろ?」


少女「………スー……お兄ちゃ~ん……zzz」


男「……決まり。じゃ、行くか。
マイカーも持って行きたいから、フェリーでも使うか。
まずは西に向かわないとな………」




ラジオ『……少女は行方不明となりました……少女の名前は………ちゃん10歳で………県警によりますと……温泉宿に泊まって……』

少女「……むにゃ…」パチッ(ラジオのチャンネルボタンを触った)


ラジオ『…さぁ~て、続いてのリクエスト曲は~♪』


男「ん?起きてたのか?」

少女「………えへへ……お早よう……」

男「……お早よう。いい朝だな。」

少女「………お兄ちゃん……大好きだよ……」

男「………ああ。全く、兄ってのも楽じゃないな……」


…………終わり



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/18(水) 00:01:20.70 ID:tGl+pVSD0

まさかの誘拐エンドだった



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/18(水) 00:08:45.94 ID:LJEFEFfio

少女は壊れて
男は誘拐犯か

救いようが無いってレベルじゃねーぞ



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/07/18(水) 00:14:05.33 ID:11ZXJexDO

終わる前にエピローグ……



1ヶ月後……遂に自分が犯罪を犯した事に気が付いた男………


男「………………」


男(……アホかよ。何が幽霊だよ……

……少女を誘拐しただけじゃねぇか………


はぁ………ま、警察がこんな離島にまで来るワケないだろうが……

………アイツ……


あの娘の気持ちは……?

やっぱり、家族に会いたいと思ってんじゃ……




少女「お兄ちゃん?何してるの?」

男「……いや……」


男(……だが、こいつ、俺の事をお兄ちゃんなんて呼んでるし……家族の事、全く話さないし……

……実は、最初っから家出でもしたかったんじゃねぇのか……?


ま、ニュース聞く限り、アイツの家族はまともらしいがな………


……兄貴以外は……)


テレビ『続きまして、……旅館で起きた従業員殺傷事件です。

旅館の女将や従業員の8人が死亡。他の従業員、居合わせた客らの10人が重軽症を負った事件。

犯人の青年は、1ヶ月前にこの旅館で一夜にして行方不明になった………ちゃんの兄にあたり、
調べによりますと、青年は「この旅館の人達が妹を殺したんだ!」などと供述しており………』



男「………この男……。あの時の………」


少女「お兄ちゃん?何を見てるの?」

男「お前は見なくていいから。」

男(……ま、今はもうちょっと近くに居させてやるか………)



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/07/18(水) 00:33:14.86 ID:+PUJ7wBNo

こええのお



引用元
少女「気が付いたらお兄ちゃんが居なくなってて、私1人が男湯に残されちゃった……
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1342520182/
[ 2012/07/18 21:30 ] その他SS | TB(0) | CM(0)
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